世界の若手演奏家を支援!
「ロン・ティボー国際音楽コンクール ガラ・コンサート」開催
[2009年2月13日更新分]
ヴァイオリン部門 第5位
長尾春花さんロン・ティボー国際音楽コンクールは、若い才能を育み、世界へ羽ばたくチャンスを与える必要性を痛感していたフランスの名演奏家、マルグリット・ロンとジャック・ティボーによって1943年にパリでスタートしました。
現在では、年ごとに、ピアノ部門、ヴァイオリン部門、過去の優勝・入賞者を迎えたガラ・コンサートに分けて行われており、ショパン・コンクールなどと共に「世界4大コンクール」のひとつとして知られています。
ヴァイオリン部門 優勝
シン・ヒョンスさん
本年度は、ヴァイオリン部門のコンクールが、昨年11月上旬にフランス・パリにて行われ、最終審査で、韓国出身のシン・ヒョンスが優勝。また、日本から出場した長尾春花は第5位入賞を果たしました。
去る2月5日には、サントリーホール(東京・赤坂)で、この2人とゲスト奏者に南紫音(2005年度ヴァイオリン部門第2位入賞)を迎え、パリの聴衆を魅了した美しい音色を日本でも披露する演奏会が行われました。
フジテレビは、この国際的な若手音楽家の育成に協力して、パリでのコンクールの運営を支援しているほか、1990年からは、上位入賞者をお披露目するコンサート「ロン・ティボー国際音楽コンクール ガラ・コンサート」を日本で開催しています。このコンサートは、若手音楽家の育成と共に、日本でのクラシック音楽文化紹介の場として、各方面で高く評価されています。