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2008年度 番組活動トピックス

仮想実験ドキュメントバラエティ『もしも』で伝えるメッセージ

[2008年5月1日更新分]

『もしも』企画 高瀬敦也スペシャルコラム

(『もしも』2007年12月25日深夜放送、『もしもⅡ』2008年3月27日深夜放送)











昨年12月25日と今年3月27日に放送されたこの番組は、「もしも、身の回りにある何か一つだけを禁止されたら、どういう生活になるのか?」という実験を観察するドキュメントバラエティです。

例えば「電気を使うこと」「ゴミを出すこと」はたまた「両親や兄弟の存在」のように、普段私たちが何気なく接している様々な「モノ」や「ルール」や「人」の大切さは、頭でわかっていても、なかなか感じることは出来ません。

そこで、人気のタレントさんに様々な仮想実験を体験してもらい、「その体験を多くの人に共に感じてもらおう」という主旨で企画した番組です。

実験に挑んで下さったタレント皆様のお力もあり、深夜でたった2回の放送にも関らず、放送後には「感動した」「いいことをしたくなった」「両親と旅行したくなった」「ゴミの分別をし始めた」等々、たくさんの方々から、お褒めの感想を頂戴いたしました。

番組を創る人の多くは、何かしらメッセージをこめています。その方法は「バラエティ」であったり「ドキュメント」であったり「ドラマ」であったりと様々ですが、いずれにしても、それらによって生みだされる「笑い」や「感動」や「情報」が、「誰かのためになれば」と考えています。そして、そのメッセージを1人でも「多くの人」に届けたいと思っています。

今回の「もしも」も、難しい内容や取り付き難い社会問題を、エンターテイメントとして「多くの人に」伝えることが出来、たとえそれが刹那の感情であったとしても、「前向きになれた」という主旨の感想を頂いたことは、何よりの喜びでした。

世の中には理解に苦しむ哀しい事件や、環境破壊など、未来を憂うべき様々な問題が存在します。多くの方々が、それらに立ち向かい世の中の役に立ちたいと尽力されていますが、私たちも微力ながら貢献できれば嬉しいと思っています。

文:高瀬敦也(フジテレビ 編成部)

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