FNSチャリティキャンペーン:第45回支援プロジェクト「ロヒンギャ難民inバングラデシュ」 - フジテレビ

ロヒンギャ難民inバングラデシュ

ユニセフの支援について

<水と衛生>

人々に適切なサービスを提供するのは、時間との戦いです。たとえば、2,000カ所の安全な水場や1万9,500カ所の仮設トイレを設置する、45万人に公衆衛生に関するメッセージを届けるといった目標を掲げて、様々なパートナー団体と協働しながら取り組んでいます。

<栄養>

難民の流入において、第一陣として入った人々はすぐにバングラデシュ国内に入れましたが、その後時間が経つにつれ、数週間をかけてようやく到着するといった難民が増えてきました。そうした難民の人々は、栄養状態が非常に悪い状態でキャンプにたどり着くのです。難民キャンプ内においても、不衛生な環境によって下痢が発生し、栄養不良に陥る子どもが多数確認されました。食料や栄養素が不足しているという事情もあり、一時期子どもたちの栄養状態が非常に悪化したため、当初の目標よりも多くの子どもたちに栄養不良の治療やケアを提供しています。

<子どもの保護>

親とはぐれたり保護者のいない状態の子ども2,500人に対しては、家族の追跡調査や再会支援を行っていかなければなりません。惨劇を目撃した子どもたちへの心のケア、カウンセリングも強化していく必要があります。心のケアの一環として、内に秘めた感情を絵で表現してもらうといったプログラムなどをおこなっています。その他、心理社会的ケアプログラムを通じて、追加的な支援が必要な子どもを特定していきます。

このような緊急事態において忘れられがちな若者に対する支援、ジェンダーに基づく暴力などにも対応する必要があります。たとえば、ミャンマー国内でレイプされた少女が難民となってやってくる場合がありますが、もしレイプによって妊娠していたらどのような支援が必要なのか、また生まれてくる子どもにはどのように対応すべきなのか、支援を提供する側も体制を強化していく必要があります。また、初等教育を受けるには年齢が高すぎ、しかし働くには若すぎる若者たちが、訓練を受けライフスキルを身につけられるようにしなくてはなりません。

<保健>

巨大なキャンプでは、保健分野の問題も巨大になります。特にロヒンギャの子どもたちのほとんどは、ミャンマーで予防接種を受けていません。そのため、コックスバザールでは感染症の発生がすでに見られています。ユニセフは政府による予防接種プログラムに協力し、はしか、ポリオ、コレラの予防接種を推し進めています。特にコレラは、過去にも世界の同様の緊急事態において多くの人が命を落としています。そのため、少しでも感染を軽減するために、キャンペーンの形で大きく展開しています。

<教育>

緊急事態において、教育は子どもたちが日常を取り戻すために重要です。幼児教育、非公式教育は、すでに6万7000人以上が受けられるようになりました。これは大きな成果ですが、全体に占める割合では未だ、教育が必要な子どもの1/3に留まり、この割合を高めていかないといけません。