今年度最後の報告会は大阪です。2月7日日曜日、この日は朝9時半に北朝鮮の弾道ミサイルが発射され、私は報道センターでカットイン対応をしました。日曜日は朝と昼のニュースを担当していて、その勤務が終わった後ダッシュで羽田に向かい飛行機に乗る予定だったので、スケジュール通りではありましたが、慣れないカットイン対応でものすごく緊張した後だったので、すでにちょっとぐったり・・・(汗)
それでも分刻みのスケジュールの中、機内で軽くお昼ごはんを済ませ、何を話そうかもう一度構成を練り、少しうとうと・・・する間もなく、すぐに伊丹に到着。そこからタクシーで関西テ
レビに向かいました。
この日、関西テレビでは『ワン・ワールド・フェスティバル』というイベントが行われていて、各国のダンスが披露されたり、さまざまな国の料理が売られていたりと、とてもにぎやかでした!
FNSチャリティキャンペーンの募金のブースには、マダガスカルのチョコレートや、サイザル(麻)で出来た置物なども売られていて、とても懐かしい気持ちになりました。チョコレートは私も現地で買いましたが、おいしいんですよ!
さてさて、息つく暇もなく本番です。この日は関西テレビの関純子アナウンサーが相手役を務めてくれました。関アナウンサーは、過去の講演会でも司会をなさっているそうで、とても慣れていらっしゃいました。
今回、今までで最長の90分の講演時間をいただいたので、マダガスカル報告会の集大成という意味も込めて、これまで話せなかった話なども盛り込みました。
南部の水問題についても、首都の貧困問題についても、みなさんとても真剣に聞いてくださいました。特に今回はイベントの一環だったこともあり、親御さんに連れられた小さいお子さんも何人かいました。きっと疲れただろうに、長い時間、私の話を聞いてくれてうれしかったです。また、若い学生さんも多くいらしてくださり、ありがたかったです。
90分のうち30分くらいはVTRをご覧いただき、残りの1時間近くをパワーポイントの写真を紹介しながらお話ししたのですが、最後の質疑応答の時間では、さまざまな質問が出ました。かなり細かいことを質問される方が何人もいらして、本当にしっかり聞いてくださったんだと嬉しくなりました。
マダガスカル報告会はこれで終了です。今回、マダガスカルの取材に行かせてもらい、素晴らしい経験ができたと思っていましたが、帰国してからも、みなさんの前で講演をするという貴重な機会に恵まれ、そこでの経験も非常に大きな財産になりました。私の話に聞き入り、時に驚き、時に涙してくださったみなさま、ありがとうございました。
みなさんのやさしいお心遣いが、マダガスカルの子供たちに届くことを願ってやみません。