去年4月にネパールに取材に行ってから11か月。あっという間に時が経ちました。取材内容を「とくダネ!」で放送したのもずいぶん前に感じます。講演会もいよいよ今回が最後です。新幹線で2時間半。たどり着いた岩手県盛岡市は朝晩の冷え込みがやはりなかなかのもので、雪があちこちに残っていました。 会場となったおでっでホールの前には中津川が流れ、そこには白鳥の姿が。
自然に囲まれ、のんびりと時間が過ぎていく。盛岡の穏やかな朝の時間を感じました。が、ずっとそうしているわけにもいかず、午前10時からの本番に向け、講演会中に皆さんに見せる映像と写真の最終確認とリハーサルを慌ただしく行い、いざ本番。 登壇すると、目に飛び込んできたのは、最前列に座っていた制服姿の男女。宮古市から来た しかし、同じアジアのネパールで同年代の子たちの身に起きている現実の問題として受けとめ、何かを感じてもらえたらと思い、言葉を選びながらではありますが、しっかりと伝えました。これからの生活の中で、また大人になっていく過程の中で、このネパールの話を頭のどこか片隅でいいので覚えていてくれたら嬉しいです。 去年10月から全国各地で行ってきた講演会やホームページを通じて、みなさんから多くの募金と支援の言葉を頂きました。ご協力に感謝しています。ネパールの子供たちの生活が安定し、過ごしやすい日々が訪れるように。そして、夢を描いて将来へと進んでいけるように。みなさんとともに、そう強く願います。本当にありがとうございました。 |
3月2日(日)盛岡市プラザおでって3Fおでってホールで、「めんこいチャリティデー」を開催しました。第1部では「FNSチャリティキャンペーン フジテレビ森本さやかアナウンサーの現地取材報告講演会」を、第2部では「めんこいテレビ・フジテレビアナウンサーらによる震災復興支援チャリティ朗読劇」を開催しました。
はじめての試みとなるフジテレビアナウンサーとめんこいテレビアナウンサーらによる復興支援朗読劇では、家族をテーマにした「聖夜のメール」「最後のお便り」2つの作品を上演しました。今回の朗読劇はフジテレビ関係各位のご理解をいただき、作家の森浩美さんをはじめ、演出の藤原正教さんなど沢山の方々のご協力で実現しました。
東日本大震災から3年が経ちましたが、今後もテレビ局として出来ることで復興支援を続けながら、世界にも目を向け、恩返ししていきたいと思っています。 株式会社岩手めんこいテレビ 吉田 早智恵 |