年が明けると、今度は秋田、石川、岩手と講演会は続きます。講演するのももちろんですが、講演後、会場に来て頂いたみなさんをお見送りする際に直にお話できることも楽しみにしていますので、お時間がある方はぜひいらしてください。お待ちしています。 |
当日は天気さえ持ち堪えたものの、朝から冷たい風が吹き非常に寒い一日でしたが、100名の皆様に講演会を聞いていただきました。郡山市は福島県でもほぼ中央に位置し、交通の要所ということもあり、県内各地からお集まりいただき(一番遠くで、車で2時間以上かかる方も)、高校生や家族連れ、ご年配の方など、幅広い年齢層となっていました。 14時に開演し、森本さやかアナウンサー登場の際には大きな拍手に包まれ、和やかな雰囲気での始まりでした。しかし、講演に入ると会場の雰囲気も一変。皆さんネパールの現状を真剣に聞き入り、終始張り詰めた空気の中での講演会となりました。特に、森本アナウンサーが出会ったネパールの子どもたちの現状や、子どもも巻き込まれている人身売買が後を絶たず行われている状況などの説明の際には、自分たちの現実とはかけ離れた世界に、固唾を呑んでお聞きになっているように感じました。 終了後の質疑応答では、「自分が持っているネパールのイメージと違った」「子どもたちを助けたい。私たちには何ができるのか」など、活発に発言があり、この会を通じ少しでも関心を高めてくれた方も多かったようです。 今回の講演会を終えて私が感じたのは、「FNSチャリティキャンペーン」が、福島県内でまだまだ認知されていないこと。講演翌日に参加者から1通のメールが届きました。内容は「今回の講演は非常に良かった。ただ、『チャリティキャンペーン』の内容や、寄付されたお金がどのように使われているかわからない」というものでした。これは率直に受け止めなくては、と感じましたし、今後FNSチャリティキャンペーンの周知に今まで以上に取り組んでいかなくてはと身が引き締まりました。そのためにも、テレビ媒体に頼らず、直接人に触れ合えるような機会を増やし、我々の活動を知っていただく。そして1円でも多く募金を集める。結果、それが「FNSチャリティキャンペーン」という素晴らしいコンテンツを通じ、担当者として、また人として出来ることなのかなと思います。 また、今回の講演会を通じ募金箱には「23,750円」の温かな善意が寄せられました。 福島テレビ |