CSR活動の目的は財務諸表に表れない企業価値の向上です。ISO26000には “攻めのCSR”の指針として『環境』『人権』『コミュニティへの参画』の3つのフィールドが挙げられています。そこで、FNSチャリティ(人権)を知ってもらうと共に、地域コミュニティへの参画を試みました。催事日を10月20日に設定したのも扇町公園で行われる北区民カーニバルとの連携を図るためでした。また、この時期にネパールで行われている幸福の神に「花』と「光」で「感謝」する祭り『ティハール」にも因みました。空間演出として使った「感謝の花」と「感謝のランプ」はそこからのアイデアです。それらは関係性を創るツールとしても活用しました。
受発注の関係だけにはしたくないという方法が求心力となったのか、いつの間にか13の登壇者に、14の出店ブースというスケールになっていました。しかし、当日、連携していた北区民カーニバルは雨のため中止となってしまい集客は予想を下回ってしまいました…。
しかし、今回、学んだことは、CSR催事はそのプロセスにおいて如何に共振を生み関係性を構築できるかが大事であるということです。参加者約1500名。集まった感謝の花びら約1800枚。感謝のランプ約100個。ボランティアスタッフ約50名。
参加して頂いたすべての方々に感謝します。
関西テレビ放送CSR推進局CSR推進部 専任部長 森田誠二 |