麗わしき鬼
女同士の愛
洵子と那波が自分に隠れて会っているのを目撃した悠子は逆上する。自分は2人が愛し合うのを許しているのだから、堂堂と会えばいいし、離婚もする必要がないと…。洵子への愛情が押さえきれない悠子は、自分は異常者なのかもしれない、と富弓の前で泣く。富弓は洵子を呼び出すと、自分と時子も深い愛情で結ばれていたことを語る。そして、切っても切れない縁で結びついた悠子を愛してあげるよう訴える。洵子はありのままの悠子のすべてを受け入れる気持ちに…。数日後、那波から食事に誘われた洵子は、悠子も一緒に連れて行く。人目もはばからずに親密な姿を見せる姉妹に、唖然とする那波。