麗わしき鬼
祈祷師の娘
英矢の誘いで、みちるが眉川家へやって来る。みちるを後継者にしてもいいと考えていた鞆泰だが、女性っぽいしぐさのみちるを見て、唖然とする。日曜日、富弓は英矢に連れられて、眉川家を訪れる。英矢の両親を前にして、極度の緊張状態に陥る富弓。富弓に看護師として眉川病院に復帰してもらいたい、ときりだす英矢に対して、鞆泰はホステスをしている富弓への偏見をあらわにする。英矢は富弓の父親が祈祷師をしていて、安産と育児の神様、鬼子母神を守り神にしていることを説明。産婦人科医の妻としては最適ではないか、と両親を説得する。富弓も安産祈願のお経を唱えて…。