麗わしき鬼
再会の涙…
洵子から富弓に会わせてほしいと頼まれたみちるは、眉川家の人たちには内緒で、洵子を富弓の店へ連れていく。成長した洵子を見て、涙をぼろぼろこぼす富弓。洵子もみすぼらしい富弓の店に驚いたものの、念願の再会にさめざめと泣く。見合いから数日後、英矢は見合い相手の啓子と食事に出かける。中学生の息子のいる啓子は、結婚を前提にしない大人の付き合いを希望。英矢も納得して、2人はすっかり意気投合する。帰宅した英矢は、自分は誰とも結婚しないから安心するよう洵子に言い聞かせる。洵子は英矢を激しく拒絶。英矢は思わず洵子を抱きしめ、洵子を誰よりも愛している、と…。