恭一は久我に会い、贈収賄疑惑を調べていることを話す。久我は会長として、会社のクリーンさを強調する。
　恭一が帰宅すると、万里子が無心に何かを切っていた。それが自分のネクタイやシャツだとわかり、恭一はぞっとする。
　まもなく、恭一が書いた官庁と久我の会社の癒着記事が雑誌に掲載される。久我は東京地検から任意同行を求められるが、取調べ中に心筋梗塞の発作を起こして倒れる。入院した久我は命に別状はなかった。今回の不祥事の責任を取って、久我は会長を辞任する決意を固める。恭一は久我を見舞う。美咲は久我を苦しめている恭一を憎む。