仕事がらみで、美保と恭一は再び顔を合わせる。恭一は一瞬動揺するが、あくまでも事務的に美保と接する。恭一が帰った後、万里子がアトリエにやってくる。恭一は知らなかったが、万里子は最近、美保の教室に通い始めていた。
　別の取材に出かけた恭一は、不審者に連れ去られそうになった女の子を助ける。翌日、出版社に恭一が助けた女の子が訪ねてくる。付き添っている母親を見て、恭一は驚愕する。美保だった。美咲は恭一になつき、美咲をはさんで美保と恭一は並んで写真を撮る。美保はこっそり謝礼に十万円を置いていく。
　美保は久我に恭一との再会を言いそびれる。