愛のソレア
#38 愛したのは幻…
舞子からレイプの濡れ衣を着せられた恭一は、ずっと黙ったままだった。その夜、十八歳になった恭一は美保にプロポーズする。舞子がレイプは嘘だと凛子に打ち明け、恭一が美保とつきあっていることを告げ口する。逆上した凛子は美保のもとへ押しかけ、十六年間隠し続けてきた真実を語る。恭一は洋一の息子だと……。そして、このままだと恭一は美保のせいで母が父を殺したことを知り、深く傷つくと……。美保は、自分が愛していたのは恭一ではなく洋一の幻だったのか、とショックを受ける。恭一は美保に結婚を申し込んだことを凛子に言う。