愛のソレア
#30 手記の中の恋
美保の書いた自伝が脚光を浴び、映画化の話が持ち上がる。美保の女優復帰へのチャンスだと典子は喜ぶが、美保は頑なにその話を断る。自伝を読んだ恭一は、かつて美保が自分の伯父と愛し合ったことを知り、運命的なものを感じる。一旦はあきらめようと思ったが、美保への思いは断ち切れない。尾崎は戸塚から借金の返済を迫られ、美保の自伝の原作権を押さえるよう脅迫される。家族の窮地を救うため、凛子は映画化の権利を譲ってくれるよう美保に頼みにいく。美保は拒否。屈辱感を味わった凛子は、尾崎の前で泣き崩れる。