第1回 2017年10月7日(土)放送 あらすじ

行き場を失った人を温かい親子丼で癒す…あなたの居場所はここにある

東京・大田区。羽田空港近くの町で、九十九さくら(真矢ミキ)は、古本屋「九十九堂」を営んでいる。古本屋の奥には“たまりば”と呼ばれる一室がある。ここでさくらは、行き場をなくして空腹で訪れる客に無料で親子丼を提供していた。
家出少女の二宮あざみ(吉本実憂)は、正木リエ(柳美稀)らと組んで非行を繰り返す毎日を送っていた。ある夜、ヤクザに追われて逃げ込んだ公園で腹を空かしたあざみは、リエが聞きつけた「ただで親子丼が食べられる場所がある」という噂を頼りにたまりばにやってきた。たむろしていたのは、少年院出所後、アイドルを目指す妹の夢のために貧乏ながらも懸命に働く君塚達也(今井悠貴)や、絵が得意だがコミュニケーションに難がある男性・玉置玄(矢野浩二)、さらに不良少年やひきこもりの少年など、少しだけ社会からはみ出した面々。突然訪れたあざみとリエに対し、さくらは深く詮索もせず温かい親子丼を差し出す。久々に食べる心のこもった手料理をむさぼるように食べる2人。しかし「泊まる場所がないから一晩泊めてほしい」という申し出を、さくらはかたくなに断った。
親子丼の美味さに感動したあざみは、反抗的な態度をとりながらもたまりばに通うようになった。ある日、たまりばに来ていたあざみは、達也に自分の生い立ちを話し出す。あざみは1歳のころ、生みの母親に殺されそうになり、それを止めに入った高校生のウェイターが巻き添えにあい殺されたのだという。何気なくその話を耳にしていたさくらは呆然と立ち尽くす。実はさくらの息子も、事件に巻き込まれて死亡していたのだった。運命のいたずらとも言えるあざみとの出会いに、さくらがとった行動とは…?

キャスト

九十九さくら: 真矢ミキ

二宮あざみ: 吉本実憂

九十九恭子: 本仮屋ユイカ(今回登場なし)

中西俊太: 塚田僚一(A.B.C-Z)

玉置玄: 矢野浩二
正木リエ: 柳美稀
君塚達也: 今井悠貴
佐伯風花: 浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)
米松キミ子: 飯沼千恵子
米松カヨ子: 齋藤めぐみ

スタッフ

【企画】
横田誠(東海テレビ)

【企画協力】
古賀誠一(オスカープロモーション)

【原作・脚本】
清水有生

【音楽】
富貴晴美

【主題歌】
Hilcrhyme『涙の種、幸せの花』(ユニバーサルJ)

【チーフプロデューサー】
市野直親(東海テレビ)

【プロデューサー】
遠山圭介(東海テレビ)
浦井孝行(オスカープロモーション)
村山太郎(オスカープロモーション)

【演出】
阿部雄一

【制作著作】
オスカープロモーション

【制作】
東海テレビ放送

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