娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?
言ったら殺される
「沙織さんはモンスターです」。ママ友たちの心を巧みに操り、河井優奈(大友花恋)に攻撃を向けさせる新堂沙織(新川優愛)の非道なやり口を長尾由紀子(水嶋凜)から打ち明けられた篠原玲子=篠原レイコ(水野美紀/齊藤京子)は、必ず復讐(ふくしゅう)を成功させ、沙織を二度と這(は)い上がれない奈落の底に突き落とそうと誓う。そんな折、レイコは思わぬ人と再会する。玲子の元夫で優奈の父・井上健司(津田寛治)が刑務所から出所したのだ。健司は優奈が幼いころ、勤めていた会社の金を横領したうえ、社長を殺害した罪で逮捕され、長らく刑に服していた。“殺人犯の娘”という十字架を優奈に背負わせたくなかった玲子は、健司と絶縁する道を選び、父は死んだと伝えて育てたのだった。優奈が亡くなった場所で手を合わせる健司を見かけたレイコは激しく動揺。優奈の友人を名乗って声をかけ、健司がなぜ優奈の死を知っていたのか理由を探る。そこで健司から語られたのは、優奈が母の玲子に隠し通していた、ある“秘密”で…。
知らなかった娘の思いに胸をかき乱されるレイコ。そんななか、健司が怪しい男たちに突然襲われ――。
知らなかった娘の思いに胸をかき乱されるレイコ。そんななか、健司が怪しい男たちに突然襲われ――。