第9回 2007年9月6日(木)放送 あらすじ

「鵺(ぬえ)」・・・全2話
ある夜、今日の街の一角のとある屋敷で、笛小路家の姫・瑠璃姫の婿を決するための聞香の会が催されていた。瑠璃姫の婿にならんと名乗りを上げたものは四人。しかし、その中の一人・実尊寺惟勢が現れない。残りの大澤廬房・室町具慶・半井淡澄の3人で聞香は開始された。瑠璃姫から課された想像以上の難題に翻弄される男たち。しかし、それぞれが回答を決し、結果を待つ間に惨劇が起る。まず屋敷の奥の間で、到着が遅れていた実尊寺の死体が発見される。実尊寺の遺体は血の海に横たわっていた。さらに、聞香の主催者瑠璃姫までが死体となって発見される。しかし、男たちは花嫁となるべき瑠璃姫が死んだにもかかわらず、聞香を続行しようと試みる。その裏には、笛小路家に宝として伝わる香木を巡る男たちの執念があった・・・。

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