危険な関係にせんご
炎の中の監禁
手足を縛られた柊子は、ガソリンが撒かれ、燭台のロウソクに火が灯された部屋で、康一郎から「誰にも渡さない」と抱きしめられる。きっぱりと断る柊子。ところが柊子が律のことも愛さないと決意を告白すると、康一郎は激しく柊子を叱責する。そしてその直後、激しい発作が康一郎を襲う。痛みに耐えながら屋敷に火を放つ康一郎。柊子は炎の中で康一郎に抱きしめられる。
その頃、律は信州の山で柊子を待っていた。今度こそ柊子との約束を果たそうとして。だが律にも危機が迫ってくる。若槻の執念が実り、養母の遺産相続にまつわる嫌疑で逮捕状が出された。何も知らないまま、律は柊子を待ち続け……。
その頃、律は信州の山で柊子を待っていた。今度こそ柊子との約束を果たそうとして。だが律にも危機が迫ってくる。若槻の執念が実り、養母の遺産相続にまつわる嫌疑で逮捕状が出された。何も知らないまま、律は柊子を待ち続け……。