柊子を訪ねてきた美佐緒は、財団の設立パーティーに出席してほしいと切り出す。意図が分からないまま承諾する柊子。
　一方、矢内邸に帰宅した理沙は、小柴と結婚したことを告げる。さらに二人でアメリカに渡るという理沙に、逆上した貴久恵は親子の縁を切ると言い出す。小柴の覚悟を確認する康一郎。小柴は今の自分があるのは康一郎と柊子のおかげと素直な気持ちを伝える。ふと柊子のことに思いをはせる康一郎。
　財団の設立パーティーの当日。理事長として堂々と振舞う美佐緒。しかし、そこに姿を見せた柊子の気品にしばし圧倒される。対峙する二人。
　会場には康一郎や律も来ていた。平静を装う柊子だったが、突然、壇上の美佐緒が、律と結婚することを発表する。観衆の注目を浴びた律。柊子と視線が交わり……。