ゲームに勝った、と律は力ずくで柊子を求める。荒される室内。しかし、柊子は美佐緒が自殺を図ったことを告げ、動揺する律をあざ笑う。柊子の頬を打つ律。
　これからは戦争だ、俺はお前の敵になる。律はそう柊子に告げると美佐緒の元へ向かう。その背を見送りながら、切なく泣く柊子。
　美佐緒の病室へ駆けつけた律。康一郎は律を追い出そうとするが、そこに美佐緒が意識を取り戻す。子供のように律の名を呼ぶ美佐緒を、献身的に看病する律。そんな二人を遅れて到着した柊子が目にしてしまう。
　一方、康一郎が美佐緒が握り締めていたという手紙を見つけてしまう。しかし、美佐緒の回復のためには律を認めざるを得ない康一郎。苦々しい気持ちを抱え、帰宅すると、今度は家の中が荒されていることに気付いて…。