非婚同盟
非婚族
由起子は楠造から、忠雅の画廊を継いでほしい、と頼まれる。嬉しい申し出だったが、出産を控えた由起子は、返事を保留する。
小百合は父親の誘いもあって、アメリカへ出発。現地の非婚やフェミニズムの運動を見てくるという。
8月、由起子は女児を出産。忠雅の思い出の「カナリアの絵」にちなんで、香菜子と命名する。楠造も祝いに駆けつけるが、由起子がすでに出生届を出したのを知り、婚外子扱いになった孫に、がっかりする。
9月、由起子は鏑咲画廊を継ぎ、赤ん坊を職場に連れて働き始める。そんなとき、由起子が執筆した本、「非婚同盟」が大反響を呼び、「非婚族」という言葉が社会現象になる。
小百合は父親の誘いもあって、アメリカへ出発。現地の非婚やフェミニズムの運動を見てくるという。
8月、由起子は女児を出産。忠雅の思い出の「カナリアの絵」にちなんで、香菜子と命名する。楠造も祝いに駆けつけるが、由起子がすでに出生届を出したのを知り、婚外子扱いになった孫に、がっかりする。
9月、由起子は鏑咲画廊を継ぎ、赤ん坊を職場に連れて働き始める。そんなとき、由起子が執筆した本、「非婚同盟」が大反響を呼び、「非婚族」という言葉が社会現象になる。