第７話『今度は恩師！？』

いったんは披露宴を中座し、帰途に着いた由香里（山口紗弥加）だが、帰り道に貴裕（大倉孝二）の祖母・タネ（花原照子）とばったり出会い、タネがいかに孫の披露宴を楽しみにしていたかを知って、披露宴会場へ再び舞い戻る。

お色直しの衣装が余興のための白雪姫のドレスであることに不満をもらす由香里をなだめすかしつつ着席する貴裕。が、ほっとする間もなく「アヤ！！こっちこっち！」とカメラを構える一団がいた。アヤのご学友である蘭（歌原奈緒）、スミ（太田彩乃）、美樹（早坂美緒）の3人組だ。
再び慌て始める貴裕を制し、冷静沈着な小松（相島一之）がまたまた適当な口実で3人組を会場の外へ出す。
「もうこの会場で私たちを疑う人は誰もいない」と安堵の表情を浮かべる貴裕と由香里だが、視線の先にある電子ピアノの存在がなぜか気になってしまう。

その時、司会の鮫島冴子（畠山明子）の「これよりご友人、ご親族によります出し物をご披露いたします。まずは新婦が幼少時よりピアノのレッスンでお世話になった恩師、横田麗華様、よろしくお願い致します」という言葉に、2人は一瞬で凍りつく。しかも横田（横山華）は「アヤさんは、自分の結婚式には先生を呼んで、教えて頂いた『子犬のワルツ』を弾くからね、と言って下さっていました。今日その演奏を聞かせて頂くのがとても楽しみです。さあ、お聞かせ下さい」とスピーチ。全くピアノの弾けない由香里は慌てふためく。

一方、手塚（今井雅之）とトン子（田辺愛美）は劇団の出し物でモメていた。白雪姫の芝居をするつもりが、由香里が白雪姫のドレスを着てしまっているため、衣装がないのだ。
「しまったーーー！」と真っ青になる手塚。しかも、貴裕の父・裕司（浅野和之）がおめでたい時には神輿がつきものと、わざわざ持参してきていたのだが、その神輿の上に刺さった破魔矢をこともあろうに手塚が折ってしまう。
「あああああ！」焦っていると、そこへ何も知らない裕司が入ってきて…！！