第２話『花嫁が２人！？』

披露宴会場の扉前で待ち受ける貴裕（大倉孝二）のもとにやってきた、代役の新婦の顔を見てびっくり仰天。
なんと彼女は沢口由香里（山口紗弥加）。貴裕の元の彼女だったのだ！！驚いたのは由香里も同様。お互い、「何でこんなことに…」とつぶやきながら、小松（相島一之）に先導されて音楽とともに入場する。大きな拍手で迎えられる中、雛壇へと進む新郎新婦。
内掛けのために顔はほぼ隠れているし、アヤ側は親族一同全員欠席のため、新婦すりかえの企みが招待客にバレる心配はない。
…のはずが、ひときわ大きな拍手を送り、「アヤ！！　こっちこっち！！」とカメラを構える一団がいた。
アヤのご学友３人組だ。「まずい！！」小松は機転を利かせ、ご学友の前を避けて新郎新婦を誘導、まだ始まったばかりなのに「そろそろ出し物の準備をお願いします」と促し、３人を会場の外へうまく出してしまう。
そんな矢先、新婦が会場に向かっていることを小松と司会者の鮫島冴子（畠山明子）のやり取りから耳にした貴裕と手塚（今井雅之）。あとは、招待客にばれないよう、うまく本物と偽者の花嫁をすり替えるだけだ。それには和装からウエディングドレスへのお色直しの時が絶好のチャンス！！
手塚は場内を暗転にして由香里とアヤを入れ替え、なおかつ和装からウエディングドレス姿へのお色直しを可能にするという「イリュージョン」の演出を思いつく。
そこへついに新婦到着の知らせが。
室内の電気が消え、扉が開いた－。その向こうには本物の花嫁、アヤが立っており、すべてが丸く収まると思われたが、なんとさらに怒涛の展開へなだれこむ…！！