エルピス -希望、あるいは災い-

第9回 2022年12月19日(月)放送 あらすじ

最終回直前!最後の切り札は事件の裏に隠されたもう一つの罪

DNA鑑定の結果をもってしても、本城彰が真犯人である事実は公にすることが許されず、行き場のない憤りを抱えた岸本拓朗(眞栄田郷敦)は、さらに、刑事の平川を脅迫した疑いで会社を解雇されてしまう。この一件で、背後に真実を闇に葬ろうとする巨大な力を感じた浅川恵那(長澤まさみ)は、無力な自分になすすべもなく、再び心身のバランスを崩していく――。一方、大門雄二副総理(山路和弘)の娘婿で秘書の大門亨に接触を図った村井喬一(岡部たかし)は、拓朗にジャーナリストを名乗らせ、亨と引き合わせる。村井によると、亨は真面目で正義感が強く、決して政治家の秘書に向いているとはいえない男。実際、過去には村井の力を借りて大門の告発を試みたこともあるという。結局、最後は権力と忖度(そんたく)に屈したという当時の話を聞いた拓朗は、志こそ違えど、村井も今の自分と同じように、目の前にある真実を握りつぶされたことがあると知り、驚く。そして、自分はこのまま終わらせるわけにはいかないと、本城逮捕の最大の壁である大門を排除する作戦に打って出る。亨もまた、いずれ大門の右腕となるであろう斎藤正一(鈴木亮平)の存在が決め手となり、ある覚悟を決めていて…。

キャスト

長澤まさみ
眞栄田郷敦
三浦透子
三浦貴大
近藤公園
池津祥子

梶原善
片岡正二郎

山路和弘
岡部たかし

六角精児
筒井真理子

鈴木亮平 ほか

バックナンバー