第6回 2018年11月10日(土)放送 あらすじ

被害者をこれ以上増やすな!政府に声は届くのか?龍彦反抗開始!

友人の北風(松本享恭)からゲイであることを打ち明けられた龍彦(野村周平)は、LGBTについて真剣に調べはじめる。北風のゲイの友人である劇団の主催者・広瀬(内田健司)にも会い、性的マイノリティの社会的現状について教えられる龍彦。それは、「抽選見合い結婚法」での被害者をこれ以上増やさないよう、「抽選見合い結婚法 改定案 上申書」を作成するためだった。さらに龍彦は出来上がった上申書を見てもらうため、以前からその政権批判の記事に感心していたフリージャーナリストのひかり(大西礼芳)に会った。ひかりは内容に共感し、会話するうちに、龍彦が自分の愛読するブログの主宰「たっちゃん」であることに気付く。テレビの討論番組を見て、失言する大臣の小野寺(若村麻由美)を苦々しく思っていたひかりは、龍彦の作成した上申書を持って、ある行動に出たのだった……。
そんな中、奈々(高梨臨)は、龍彦と最後に会ってから、一週間以上連絡がないことにどこか苛立っていた。そして、幼い頃に亡くなった母親との思い出が詰まった自宅をリフォームするという祖母・紅子(冨田恵子)の言葉に激しく動揺する。
一方、嵐望(大谷亮平)から、「お母さんに、紹介して欲しい」と告げられた好美(佐津川愛美)は一抹の不安を感じながらも、母・あき恵(山口美也子)を東京に呼び寄せた。嵐望を交えた食事会の日、「好美さんとの結婚、許していただけませんでしょうか」と言った嵐望に、その場では承諾したあき恵。しかし好美には、「あの男は信用できん」と、好美から結婚を断るようにと言うのだった。
そんな中、緊張しつつも龍彦は奈々にようやく連絡し、龍彦が決めた居酒屋で再会していた。いつものようにマイ箸を使おうとすると、強引に店の箸で食べさせる奈々に感謝する龍彦。そんな奈々も龍彦に自然と家族の話をし、悩みを打ち明けて涙を流す。変わりたいのに変われない。テロ撲滅隊にも行きたくない…。リーチ女であることを告白した奈々は、龍彦に…。

キャスト

宮坂龍彦: 野村周平
冬村奈々: 高梨臨
銀林嵐望: 大谷亮平
鈴掛好美: 佐津川愛美

山口一朗太: 平山祐介
小野寺友紀子: 若村麻由美

スタッフ

【企画】
横田誠(東海テレビ)

【企画・プロデュース】
栗原美和子(共同テレビ)

【原作】
垣谷美雨「結婚相手は抽選で」(双葉文庫)

【脚本】
関えり香

【音楽】
ワンミュージック

【主題歌】
高橋優「aquarium」(ワーナーミュージック・ジャパン)

【プロデューサー】
河角直樹(東海テレビ)
山崎淳子(共同テレビ)

【演出】
石川淳一(共同テレビ)

【制作著作】
共同テレビ

【制作】
東海テレビ放送

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