第1回 2016年2月1日(月)放送 あらすじ

2006年秋、東京。小学校教師の石原里子(佐藤江梨子)は、同じ小学校で美術を教えながら画家を目指す夫・雄介(宅間孝行)と、生まれたばかりの一人娘・春子と、義父母の壮一(柄本明)、弘江(岡まゆみ)とともに、ささやかながら幸せな生活を送っていた。春子のお食い初めに沸く石原家。里子はまさに幸せの絶頂だった。
そんな里子には気がかりなことが。孤独な子供時代を施設で共に過ごし、将来絶対に幸せになろうと誓い合った親友・順子(宮地真緒)と連絡が取れないこと。そして、夫・雄介が極度のスランプに陥り絵が描けなくなっていることだ。産休が明け、1年ぶりに職場復帰した里子は、1年生の中に順子の息子だと思われる児童がいることを知り、家を訪ねる。玄関に出てきたのはまぎれもなく順子なのだが…。
同じ頃、名古屋。門弟三万人を抱える一大流派、茶道枝川流第17代家元・枝川大造(竜雷太)は頭を抱えていた。秘書の照(いしのようこ)には心の内を打ち明ける大造。還暦を迎え、目の不自由な娘・まき(遠藤久美子)を残して逝くことが怖いのだと。大造は、娘・まきの目から光を奪い、子どもを産めない体にしてしまった8年前の事故のことを思い起こす。娘の幸せのためなら何でもする、悲壮な決意をする大造で…。

キャスト

石原(遠藤)里子: 佐藤江梨子
石原雄介→枝川剛太郎: 宅間孝行
枝川まき: 遠藤久美子
相田順子: 宮地真緒
遠藤春子: ほの花
枝川すみれ: 舞優

花井照: いしのようこ
石原壮一: 柄本明
枝川大造: 竜雷太

ほか

スタッフ

【プロデューサー】
市野直親(東海テレビ)
沼田通嗣(テレパック)

【演出】
杉村六郎

【音楽】
富貴晴美

【制作】
東海テレビ

テレパック

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