碧の海~LONG SUMMER~
見渡す限り、どこまでも続く碧く美しい海。32才の小館舞(奥菜恵)は、初恋の思い出を取り戻すために沖縄に帰ってきた。すべては15年前、この碧の海から始まった。
1999年、夏。高校2年生の舞(城恵理子)は、進路のことで悩んでいた。大手建設会社「小館興産」の令嬢である舞は、美術大学への進学を希望していた。しかし、母の祥子(杉田かおる)が、舞が絵の勉強をすることをひどく嫌い、美大受験を反対していたのだ。
学校に進路希望の用紙を提出するため、父・勲(板尾創路)の部屋に入り込んだ舞は、印鑑を探している最中に、引き出しの中にしまわれていた1枚の古い写真を見つける。写真に写る女性は、生まれたばかりの赤ちゃんを抱いていた。その1年前、母・祥子の血液型を偶然知り、血の繋がりがないことに気付いていた舞。写真の女性こそが本当の母親と確信する。写真にはシーサーが写っていた。舞は、いてもたってもいられず沖縄に旅立つ。
一方、沖縄・古宇利島の民宿の息子・新垣航太(犬飼貴丈)は、病気の妹のため、バイトに明け暮れる日々を送っていた。そんな航太の前にお嬢様然とした舞が偶然通りかかる。舞と航太。二人は運命に導かれるように出会ってしまい…。
1999年、夏。高校2年生の舞(城恵理子)は、進路のことで悩んでいた。大手建設会社「小館興産」の令嬢である舞は、美術大学への進学を希望していた。しかし、母の祥子(杉田かおる)が、舞が絵の勉強をすることをひどく嫌い、美大受験を反対していたのだ。
学校に進路希望の用紙を提出するため、父・勲(板尾創路)の部屋に入り込んだ舞は、印鑑を探している最中に、引き出しの中にしまわれていた1枚の古い写真を見つける。写真に写る女性は、生まれたばかりの赤ちゃんを抱いていた。その1年前、母・祥子の血液型を偶然知り、血の繋がりがないことに気付いていた舞。写真の女性こそが本当の母親と確信する。写真にはシーサーが写っていた。舞は、いてもたってもいられず沖縄に旅立つ。
一方、沖縄・古宇利島の民宿の息子・新垣航太(犬飼貴丈)は、病気の妹のため、バイトに明け暮れる日々を送っていた。そんな航太の前にお嬢様然とした舞が偶然通りかかる。舞と航太。二人は運命に導かれるように出会ってしまい…。