あらすじ
<第7回> <第8回> <第9回>

<第7回> 「ゲレンデのキス」
 原宿小一年一組の体育の時間。カッコ良く飛箱を飛ぶ、翼(砂川正人)に、リカ(大後寿々花)らの声援が上がる。その様子を明がうらやましそうに見ていた。勉強は翼より出来る明だが運動はからっきしダメだった。
 夕方、レッドラインで明は前たちに「運動ができなきゃ女の子にもてない」と散々あおられる。明はシュンとするばかり。「じゃ、飛箱を飛べるようになろう明!。リカちゃんの前でカッコイイところを見せよう!!」と前が提案、憂が「勝ったらキスをプレゼント」と言いだしたため、前ら3人は違った意味で張り切り出す。
 翌日、太朗はカフェでのぞみが格好いい男と食事しているのを目撃した。のぞみの相手は翼の父親の小林(沢村一樹)で、パリの仕事に区切りをつけ一時帰国、根が女好きであることから、翼のことを口実に、小林はのぞみを連れ出したのだった。
 「のぞみが男と密会」。その夕のレッドラインは、しばらくこの話しでもちきりだったが、いつしか前ら3人の話題は誰が一番カッコイイかへ。そんな話しに油を注ぐように明が「翼のお父さん、英語もフランス語もペラペラで、スポーツもなんでもできるって、リカちゃんが・・・」と言い出したため、前たちは、翼の父親に対し対抗心がむき出しになる。
 その翼が父の小林と共に翌日レッドラインにやってきた。小林を見て「あ・・・」と思わず声をもらす憂。

<第8回> 「キスの後遺症」
 のぞみ(星野真里)は、前(香取慎吾)とのファーストキスを思い出してはボーっとする日々が続いていた。
 そんなある日、3ピースが『東京ライフスタイル』というテレビ番組に取り上げられることになった。『東京ライフスタイル』は東京に住んでいる男性の家を生中継で紹介する人気番組。前(香取慎吾)、太朗(松岡充)、拳(加藤浩次)は、女の子にもてるチャンスと大喜び。しかし「子持ちだと思われるのはマイナス」と明の出演を良くは思わない3人だった。
 生中継がスタートした。「普段どおりに」という番組スタッフの指示を全く聞いていない3人は彼らなりの目一杯カッコいい男を演じてスタッフを唖然とさせる。最後に明(須賀健太)が「パパ!ママ!待ってるからねー」と叫んで中継は終了した。その様子を警視庁では日向(陣内孝則)がじっと見ていた。
 数日後、3ピースには4人宛てのファンレターがどっと押し寄せてきた。前にスポーツメーカーの担当者から「スノーサイクルのプロにならないか」とスカウトがくる。一番人気は明だが、たくさんのファンレターに混じって明の母親を名乗る手紙があった。

<第9回> 「父子・衝撃の再会」
 日向から明の父親が犯罪者だと聞かされた前(香取慎吾)。更に日向(陣内孝則)が、明(須賀健太)を前に任せたのは明を利用して父親を逮捕するためだったと知ってショックを受ける。そして、明に悲しい思いをさせまいと太朗(松岡充)、拳(加藤浩次)と一緒に明を守ろうと決意するのだった。
 早速3人は太朗の部屋で作戦会議を開く。リビングでのぞみ(星野真里)がカラオケで明(須賀健太)の関心をそらしている間に、明の生活時間帯に合わせて3人が交代でボディガードを受け持つことになった。
 いよいよ「ボディガード作戦」が始まった。しかし拳は明を乗せたまま学校の廊下をバイクで走り、前は授業中の教室に忍び込むなど、相変わらずの暴走ぶりに協力を約束したのぞみもいささかウンザリ。
 そんな中で明に付き添っていた太朗は仕事の都合で高級ホテルにやって来る。太朗はそこで15年前に自分を東京にやっかい払いした医師の父に出会う。


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