第10回 2019年9月16日(月)放送 あらすじ

朝顔(上野樹里)は、三郎(きづき)の妻・結衣(松長ゆり子)の死因鑑定を手伝わせてほしいと茶子(山口智子)に申し出る。もしまた手が震えたら、茶子や藤堂(板尾創路)、光子(志田未来)に代わってほしい、と訴える朝顔。その思いを受け止めた茶子は、朝顔の願いを聞き入れる。一方、平(時任三郎)も捜査への参加を直訴し、今回の案件に違和感を抱く丸屋(杉本哲太)とともに改めて実況見分に向かう。警察は結衣が次男・陽斗(遠藤千空)への授乳中に眠ってしまい、顔を圧迫された陽斗が病院に運び込まれた件で虐待を疑われたことを掴んでいた。その際、三郎は結衣を叱責(しっせき)したという。また1週間前、結衣が自転車で転倒したというケガも、三郎によるDVではないかと疑っていた。
三郎の家を訪れた朝顔と茶子は、階段の高さや角度だけでなく、壁なども丹念に調べていく。結衣のスマートフォンなどを押収した平と丸屋は、不審者が侵入した可能性も考え、家全体の指紋を採取する。法医学教室に戻った朝顔たちは、ダミー人形を使って落下実験を行う。その結果、1階にミルクを取りに行く際に足を滑らせたのではないかという三郎の証言や、三郎が2階から突き落としたとする警察の見立てのどちらも、傷の付き方や倒れていた姿勢と矛盾することが判明する。
一方、桑原(風間俊介)は、県警本部がマークしていた建設会社に関わりがあるらしい刺殺事件を追うことになるが……。

キャスト

上野樹里 時任三郎 風間俊介 志田未来 中尾明慶 森本慎太郎(SixTONES/ジャニーズJr.) 藤原季節 坂ノ上茜 田川隼嗣 喜多乃愛 宮本茉由 加藤柚凪 ・ 戸次重幸 平岩紙 ・ 石田ひかり ・ 杉本哲太 板尾創路 山口智子 柄本明

スタッフ

【原作】
原作:香川まさひと、漫画:木村直巳、監修:佐藤喜宣「監察医 朝顔」(実業之日本社)

【脚本】
根本ノンジ

【音楽】
得田真裕

【法医学監修】
上村公一(東京医科歯科大学)

【法歯学取材】
斎藤久子(千葉大学)

【プロデュース】
金城綾香
菊地裕幸

【演出】
平野眞
澤田鎌作

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