永島アナ「本日はTikTokでの生配信です。まずはご覧の皆さまにご挨拶をお願いします」

奈緒さん「皆さん見てくださってますか？もしかしたら、こっそり見てくださっている中高生とか、いろいろな年代の方がきっと見てくださっていると思います。楽しんでください」

（以下敬称略）

永島「奈緒さんは、今日は朝早くからフジテレビの番組にご出演なさっていますが大丈夫ですか？」

奈緒「なんだか（朝から番組出演を）重ねていくうちにここに辿り着いて、本当に今夜放送なんだなという実感がすごく湧いてきています」

永島「撮影現場の様子はいかがですか？」

奈緒「スタッフさんのチームワークがすごく良い現場です。カメラマンさんが連想ゲームみたいなものがお好きなようで、本番前とかに誰かが“ちょっとそれ、拾い上げて？”と言うと“拾い上げ！歌舞伎揚げ！”と掛け声みたいに聞こえてくる、毎日楽しい現場です」

永島「作品の内容とは違ったイメージですね？」

奈緒「この作品ではすごく悲しい瞬間とか辛い瞬間を描く時もあるんですけど、同じ日に幸せだった頃の回想シーンを撮ることもあるので、そういう意味では一回フラットに戻せるのはスタッフの皆さんのそういった気遣いのおかげです」

永島「奈緒さんはフジテレビ連ドラは初主演ということですが、この季節、新生活をスタートされた方や新しいことにチャレンジされる方にメッセージをお願いしてもよろしいでしょうか？」

奈緒「はい。街を歩いていても、桜が咲いていて、新しい制服なんじゃないかな？と、ちょっと大きな制服を着ている学生さんがいたり、本当に今日入学式なのかな？卒業式だったのかな？という光景をこの春はたくさん見ていて、そういう皆さんの姿にすごく勇気づけられていました。きっとこれから新しいことを始める中で、希望をたくさん抱いている方もいるでしょうし、もちろん不安な方もいると思います。
新しいことを始めるのは、その時限りのことなので失敗しても転んでも、思いっきり楽しんで欲しいと思いますし、私も今回初めての挑戦をこのドラマでさせていただいているので、皆さんと一緒に頑張りたいと思います」

永島「ここからは、番組スタッフからいただいた奈緒さんの現場でのこぼれ話です。助監督さんからは“映像のつながりを記録するために写真を撮ることがあるのですが、飲み物の記録写真を撮るだけなのに奈緒さんはいつも笑顔でフレームインしてくれます”」

奈緒「（笑）邪魔になっていないかな？多分、助監督さんは現場の写真をいっぱい残されていると思うんですけど、ドラマが終わったら消していただいて良いので（笑）。その時だけは楽しい思い出になれば良いと思って（私も）楽しんでいます」

永島「こちらも助監督さん。“自撮り棒で写真を撮るカップル役の方がいらっしゃったんですが、初対面ということもありお互いに緊張している様子でした。すると奈緒さんがSNSに上げさせてください！と声をかけ、自撮り棒の練習に付き合い、一緒に何パターンも写真を撮っていました。緊張気味だったカップル役の二人も奈緒さんのおかげで一気にリラックスしたように見えました。まさに神対応です”」

奈緒「ありましたねぇ。そのカップル役の方から聞こえてくるお芝居が私はすごく面白くて。本番中も笑っちゃいそうになるぐらい素敵なお二人だったので、ちょっと写真を撮らせてもらったら後々SNSに上げさせてもらえたら面白いかな？と思って。こちらが協力していただいたのでありがたかったです」

永島「メイクさんからは“（奈緒さんは）漢方を煮出しちゃうほどの健康オタク。健康に良い錠剤も飲んでいるとか？”ということですが、煮出しちゃったですか？」

奈緒「そうですね。初日に家で煮出しすぎて、漢方の匂いをまとってクランクインの現場に行ったので、メイクさんに“漢方の匂いがするけどすみません”と言ったんです（笑）。“そうだと思った”と言われました（笑）。漢方デビューは最近でまだ４ヶ月ぐらいなんです。今の自分に合ったものをずっと探し続けて行きたいと思っています。サプリメントは毎日持っていくヨーグルトにヨウ素スティックをかけたりとか、メイク中によくしています」

永島「新名誠を演じる岩田剛典さんからもこぼれ話が届いています。“今回の作品は繊細な描写が多いので、段取りをやってみないと監督の求めるところまで辿り着けないところもあるので、奈緒さんは段取りの時からしっかり芝居を見て息を合わせてくれるのが嬉しいです。監督に提案したい時も一緒に相談しに行ったりとか、そういう温度感も合う方なのでとても風通しの良い現場になっていて、雰囲気作りに助けられています。あとは、現場で口を大きく開けて笑ってくれるのが嬉しいです”（笑）ということです」

奈緒「えー、嬉しいです！そういう風に見てくださっていたんですね。（永山）瑛太さんと話していたんですけど、“岩田さんの王子様オーラがすごかった”と圧倒されていらして、私も“すごいですよね！”と。でも、その王子様オーラの中にすごく気さくでお話ししやすい空気感が漂っていて、とっても不思議で素敵な方なので緊張せずにお話しさせていただけていて嬉しいです。
お芝居も、新名さんとみちの関係がお互いの秘密を打ち明けたことでだんだん近づいていくので、その関係性の中ですごく繊細な心の動きが出てきます。最初は遠目でお芝居することが多かったんですけど、最近はすごく相談しながら…それこそおっしゃる通り、監督と３人で話し合いながらシーンを作ることが出来ているので、すごく感謝しています」

永島「陽一役の永山さんからも届いています。“現場の空き時間にブロックスというゲームで遊びました。私は初めてだったので、奈緒さんに勝ち方を聞きながら進めて行きました。奈緒さんは丁寧に優しく教えてくれました。人にゲームを教える時に、その人の器の大きさが出る気がします。奈緒さんは本当に優しい人だと感じました。そして、結果、私はボロ負けしました”」

奈緒「すごく面白いボードゲームなので持って行ったんです。ルールがすごく簡単なので一緒にやりましょう！と言ったら、やってくださったんですけど。“1回目だから負けるよね？”と瑛太さんはおっしゃったんですけど、“初戦でも勝てるゲームだから面白いんです！”と応えてボロ勝ちしたので（笑）。“話と違うじゃないか？”と思われていないか心配です（笑）」

永島「それでは最後にメッセージをお願いします」

奈緒「皆さんの中には、まだドラマはドキドキするから見るのどうしよう？と迷ってらっしゃる方もいると思うんですけど、夜にこっそりと覗きに来てもらえたらすごく嬉しいです。そんなにこわばらなくても見られるドラマになっていますので、本当に面白いドラマが出来上がりました。ぜひ一話を楽しみにしていてください！」