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• テレビ局の仕事はいろいろなものがあると思います。その中で、なぜアナウンサーを選ぼうと思ったのですか？笠井アナがアナウンサーを目指したきっかけはなんですか？改めてお聞きしたいです。

子供の頃から人前で話すのが大好きでした。小学生高学年の時に入っていた子供会で、役場の職員の方に徹底的に司会術を教えてもらい、市のイベントのこどもステージで司会をしていたことが大きかったですね。

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• 情報の伝え方、見せ方で気をつけているところはどんなところでしょうか。仕事に対するこだわりを教えてください。

「できるだけ詳細に調べて、大胆に内容をそぎ落として伝える。」
「とくダネ！」のスタッフにも毎日のように話しています。
意外な話が面白く、どうでもいい本筋の情報を伝えていることが多いので……。信条は「人より多い資料、多い映画、多い芝居を見ることが、生き残る道。」

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• アナウンサーに向いてる人とは？

自分の知ってる話を人に伝えることに喜びを感じる人。
人から聞いた話では満足できず、自分で見に行ったり確認しないと気が済まない人。

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• 「kasai's BAR」楽しみに見ています。いろんな人と楽しくお話ができるのはさすがアナウンサーだなあと思うのですが、昔からそういうことは得意だったのでしょうか？人見知りしない秘訣って？？

子供の頃から得意でした。相手の自分に対する評価を気にしすぎない。「これが私ですから」という開き直りが必要です。
相手の前で恥を書くことを「おいしい」と思えたらOK！

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• 笠井さんが新人の頃と現在で、テレビ局が大きく変わったところはどんな点ですか？

30年前は視聴者の皆さんがTVを自分たちより「上の存在」と感じてくれていたように思いますが、今は「TVはそんなに偉いのか？」そう感じている方がとても増えたと個人的に思います。
「TVですから」と無茶はしなくなりました。
慎重に事を進めることが増えました。

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• バレンタインデーの思い出はありますか？今も奥様からチョコレートはもらうのですか？

ピークは入社３年目でみなさんから60個ほどもらいました（プチ自慢）。
結婚して、子供が１人、２人、3人と増えると、ほんと減りましたね。
もらった数で子供に負けることがありましたから(笑)。
妻は毎年、ちょっと贅沢なチョコをくれますよ。

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• お子さん、もう大きいのではないかと思います。現在の、お子さんとのかかわり方を教えて下さい。

社会人・大学生・中学生の”だんご3兄弟”（古い？）。妻に言えない話などを聞くようにしていますが、最終的には子供たちは”母親派”でして、父である私にあまり威厳はありません。

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• メッセージをお願いします。

朝の情報番組「とくダネ！」18年。映画紹介番組「男おばさん」16年。長寿番組を担当させてもらえるのは、みなさんの応援あってこそと思ってます。どこまで、続けられるのか、チャレンジ中なんです。これからもよろしくお願いします。