汁量が大事? 斎藤工、独特のエロス観 <『かたらふ』収録現場レポート>
小堺一機と映画のエロスをかたらふ
毎週土曜17時から放送中の『かたらふ』。長年、日本のお昼の顔として活躍してきた小堺一機さんが、多彩なゲストと大人なトークを繰り広げ、好評を博しています。そんな『かたらふ』の収録現場に初潜入! ゲストの斎藤工さんと小堺さんのオフトーク、息のあった掛け合いをお届けします。
『ごきげんよう』以来の久々の共演
5月某日。ファイアーシャンデリアと、特大の水槽で泳ぐクラゲが神秘的な雰囲気を醸す恵比寿のレストラン&バーにて、収録が行われました。スタッフに丁寧に挨拶をしながら、最初にテーブルについた小堺さん。今回のゲスト、斎藤工さんを迎え入れます。『ごきげんよう』でもゲスト出演していた斎藤さんは、小堺さんと久しぶりと再会なのだそう。お2人とも大の映画好きということで、早くもトークがスタート!
和のエロス、汁量…。独特の世界観が炸裂!
今回のテーマは「俺のエロス」。映画の中に潜むエロスについて、お互いの思うところを語っていきます。
斎藤「洋のエロスと和のエロスって違いますよね。和のエロスは湿度がある。空間的“汁量”の違いというか…」
小堺「し、汁量?」
斎藤「はい、汗もそうですし。今のエアコンの効いたカラッとした空間では、古き良き和のエロスは描けないんじゃないかなと」
小堺「あと和室もありますよね」
斎藤「畳! 四畳半!(笑)いいですよね」
と、のっけから独特の世界観が炸裂! お2人のマニアックぶりがわかります。
『エイリアン』はもはやラブストーリー!?
また、何千本と映画を見てきて斎藤さんと小堺さんが好きな、エロスを感じる作品も紹介。『カサブランカ』の名ゼリフ「君の瞳に乾杯」や、『めぐり逢い』の禁断の恋の相手との足元だけを見せるおしゃれなキスシーンなど、名場面が次々と登場します。
そんな中、斎藤さんがあげたのが『エイリアン3』! 「お互いにしかわからない理解、にエロスを感じる。シガニー・ウィーバーとエイリアンの心が通じ合う様子はもはやラブストーリー。あとはやっぱりエイリアンの汁量ですよね…」。斎藤さんでなければ成し得ないエロストークに、小堺さんも驚きを隠せない様子でした!
次回6月10日(土)の放送では、さらにトークがエスカレート。斎藤さんが日本のエロスの原点として最も取り上げたかったという「日活ロマンポルノ」について、語り尽くします!
取材・文=TAPE
番組情報
『かたらふ』
<放送>
毎週土曜17時~17時30分
<出演>
小堺一機
斎藤工