事実は小説よりも奇なり――男女の愛憎が引き起こした殺人事件をドラマ化
実際に起きた衝撃の“男女愛憎劇をめぐるミステリー事件”のドラマ化が決定した!日々起きている殺人事件の中には、映画やドラマを超えるようなものも。さらに、多くの人々の関心を呼ぶのは、男女の愛憎をめぐるもの…それは、誰の身にも起こりうる、普遍的なテーマだからではないだろうか。この度フジテレビでは、人気情報特別番組で実際に取材し放送したある事件が【もし、今の日本で起きたら?】という視点で、完全ドラマ化。殺人の容疑で逮捕された天才ストーカーは、インターネットの動画サイトで次々とメッセージを発信、社会をも動かした目的とは一体何だったのか?
新進気鋭の女優・夏子が主演!津田寛治、大東駿介ら豪華キャストが勢ぞろい
日本を舞台に描かれるのは、男女の愛憎事件を専門に扱う「警視庁心理分析捜査班」通称“アイゾウ課”だ。鮮やかな心理分析で犯人を追いつめる刑事・安座真霧子(あざま・きりこ)を、夏子が演じる。数多くの雑誌でモデルとして活躍し、『世にも奇妙な物語 秋の特別編』(2016年・フジテレビ系)で女優デビューを果たした。今回は、オーディションにて地上波ドラマにして初めての主役を勝ち取り、そのミステリアスな雰囲気と力強い目力、抜群の演技力で、敏腕刑事を熱演する。安座真を支えるベテラン刑事・久世麟太郞(くぜ・りんたろう)役に、津田寛治が決定。そして、安座真の同期で“チャラ男”の馳谷川命(はせがわ・いのち)役に、夏子同様オーディションにて配役された遠藤史也が脇を固める。そして、社会を震かんさせた天才ストーカー・鷲尾哲也(わしお・てつや)役に大東駿介という、豪華キャストが勢ぞろいした。

全米を震かんさせた「天才ストーカー事件」犯人の動機とは?
今回のドラマのモチーフとなったのは、1995年にアメリカジョージア州で起きた「天才ストーカー事件」である。フジテレビの人気特別番組シリーズ『世界法廷ミステリー』の第2弾(2012年)で放送されるや、“神回”と話題になったものだ。逮捕されたのは驚異のIQをもつ天才、ワシーム・デイカー。13歳上のある女性に恋をしてストーカーへと変貌するも、その女性ではなく、彼女のルームメイトを殺害したとして、逮捕・起訴された。16歳の若さで名門大に合格するほど知力も記憶力もずば抜けているワシームは、弁護士資格も持っており、法廷では弁護人として自らを弁護するという異例の事態に。一体なぜ、愛する女性のルームメイトを殺害したのか?法廷で明かされた“犯行動機”に全米が衝撃を受けたのだった。
ドラマ『アイゾウ』は、現代の日本が舞台!犯人による動画メッセージ投稿に社会が衝撃
『アイゾウ』では、この事件を現代の日本を舞台に置き換えてストーリーを設定。大東扮(ふん)する鷲尾哲也は、ひとりの女性を殺害した容疑で逮捕される。それは、ベテラン刑事・久世(津田)が、鷲尾が直後に交通事故を引き起こし、焦って現場から立ち去ったためでは?と読み、調べたところ被害者の衣服に鷲尾の毛髪がついていたことを発見したためだった。“刑事の直感”で、鷲尾を追いつめたい久世だったが、部下の馳谷川(遠藤)と共に苦戦することに。なぜなら鷲尾には、女性との接点も皆無に等しく、殺害する動機も見つからず…。さらに、法律の知識が豊富な鷲尾は理詰めで反論するだけではなく、逮捕直前に自らを撮影した動画メッセージを毎日1本ずつ予約投稿し無実を訴え、世の中の注目を集めていたのだった。そんな中、上司から「心理分析捜査班」(アイゾウ課)の安座真(夏子)をたずねるように指示されるふたり。男女の愛憎事件を専門に扱う部署で、最初はいまいち安座真を信用していなかった久世だったが、彼女が鷲尾を独特な手法で調べ始めると、新たな事実を次々と見つけることに…。鷲尾は、別の女性をストーキングしていることが判明するのだが、なぜ関係のない女性を殺害した容疑をかけられたのか?インターネット上で鷲尾の動画が拡散されればされるほど、彼はえん罪なのでは?とささやく人たちも…。社会をも動かしていく鷲尾の狙いとは?久世、馳谷川、そして安座真は男女の愛憎事件のミステリーを解き明かすことができるのか?

番組では、放送数日前から、フジテレビ公式Twitterにて、実際にドラマで使用されている鷲尾(大東)の動画メッセージを投稿していく。視聴者の皆さんには、放送前からこの事件の世界を体験していただき、放送当日は安座真(夏子)ら“アイゾウ課”メンバーと共に、時にシリアスに、時にコミカルに展開される捜査の行方にぜひご期待いただきたい!