CLAMP TALK Vol.5
TK & Carlsmoky Ishii in Talking.
FROM This week's CLAMP TALK : カールスモーキー石井
- 石井:
- この番組出ると損しますよね?僕ず〜っと見てるでしょう?すると結構大きな人たちって言うか?でてますよねえ,誰もが知ってるような有名な人たち.
古いアーティスト達の人とか?でもみてるとその人達が小さく見えて来るんですよね….
- tk:
- (笑)
- 石井:
- あれ,何でだろうな?って思って,考えたんですよ….で,大体批判的な態度でこう,やってきてますでしょう.わりかし反発的な感じって多いですよね?
- tk:
- ん〜,反発ってわけじゃあ…
- 石井:
- tetsuya komuroって言ったら時代の先端だ!ってみたいな,あれがあって,どこか「ひけねえ」って思っているのか?
- tk:
- 僕も,そうでしょうねえ…,今じゃなくて,何年か前?誰か一番売れまくっている人…,ので出たら,やっぱりそうなるんじゃないかな?
- 石井:
- やっぱり,露骨にそうなる人と…,ある程度隠しながら出てくる人と…?いると思うんですよ.で,どっちかと言うと,露骨な人が多いような気がするんです.
- tk:
- それは,どうなんですか?
- 石井:
- いや,それは損だな!と思いましたね,見てて….小室さんの方が大人に見えるというか…?
- tk:
- 一応ね,完璧にホストに徹していますから….
- 石井:
- それがホストとしての小室さんじゃないじゃないですか.ミュージシャン同士として?ここに座るまで?そうするとさあ,話が…「ぬかにくぎさす」?釘をさすんだけど,小室さんの逃げ方というか?
- tk:
- かわしますよ…
- 石井:
- そう,かわしますよね?他人の様な顔をしてしまう?っていうか…
- tk:
- いくら小室哲哉の話を相手にされても,いまここにいる自分は,その人間(小室哲哉)として答えませんよね.
- 石井:
- だから,本音でぶつかっちゃうと損する番組だなあ…って.だからミュージシャンっていう小室哲哉と話そうとすると「もっと腹割ろうぜ!」っていう人も出て来るんじゃないかな?
- tk:
- そうでしょうね.でも,結構,割って?話している人だっていますよ!案外構えるかと思ってると….
- 石井:
- あ,小室さんって,怒ることあります?この番組見ててね,結構するどい!?良く言ったなあ?っていう質問をするひとがいるじゃないですか.それでもこう,怒らないじゃないですか!
- tk:
- どう怒っていいか判らないんですよ.
- 石井:
- 例えば,プロデュースって事で言えば,そんなに甘い話ではないじゃないですか?レコーディングしているときはシビアじゃないですか.
「何度やっても憶えてこないとか」「こいつなんか?言うこと聞いてくれないな…」とか?そこに叱るべき態度はないんですか?
- tk:
- ん〜,怒るって事はないなあ….
- 石井:
- そういうのって,やめた方がいいんじゃないの?そういうのはないんですか?
- tk:
- ないなあ….
- 石井:
- この間,大阪でコンサートやっていたときにtrfの映像が流れていたんですよ.やりましたよね?夏のイベント.で,流れてて「あっ!ダンス・ミュージックやってるには,ダンスが下手だな?って思って.ダンスが好きでやってるわけではないんですね.」
- tk:
- あ?僕ですか?
- 石井:
- 踊らせるのが好き?
- tk:
- そう,踊れないんですよ.
向こうのプロデューサーとか,みんなでぶっちょだったりで,こいつか?っていうのが凄いダンスミュージックやってたりするんですよね.まあ,アメリカの人たちってちょっと違って,自分たちで踊りたくってやってるのかもしれないけど…,僕は…どっちかというとヨーロッパ系で.僕も,これは本音なんだけれど!できたらスタジオだけの方がいい.
- 石井:
- まあ自分の音楽を作って,それにあわせて男や女がそれにあわせて,でえ〜って踊っているのが…見るのが…
- tk:
- せいぜいDJブースでね.そういう言い方すると,またいやな男だって言われるんだけど
- 石井:
- オタッキーな奴だと…
- tk:
- 人が踊って楽しんでいる様を見て,ニヤっと,俯瞰で見ていて,楽しんでいるって.そうですよね!ニヤっですよね.そう言うところがありますよね.
- 石井:
- じゃあ,その昔やれなかった事とか,やりたかったことを今,まとめてだ〜っとやっていると…
- tk:
- そうそう
- 石井:
- それって健全ですよね?
- tk:
- 結局,今考えたことをやっているんじゃないんですよ.
で,一番嬉しいのがCDのミリオン・ヒット?てのが….
- 石井:
- それっていさぎいいですよね!言葉を濁して言わないよりも….
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