風が吹く 港の方から 焼けあとを包むように おどす風 悲しくてすべてを笑う 乾く冬の夕 時を越え国境線から 幾千里のがれきの 町に立つ この胸の振り子は鳴らす “今”を刻むため 飼い主をなくした柴が 同胞とじゃれながら 車道を往く 解き放たれ全てを笑う 乾く冬の夕 ヤサホーヤ うたがきこえる 眠らずに朝まで踊る ヤサホーヤ 焚き火を囲む 吐く息の白さが踊る 解き放て いのちで笑え 満月の夕……(以下はCDを買ってお確かめください!)[RETURN]
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