FACTORY TALK Vol.37
FACTORY TALK : CHARA
CHIKADA in Talking with CHARA
- CHARA:
- ん〜久しぶり〜
- 近田:
- 俺の記憶ではさあ、なんかあれだよね!あったじゃない
佐野元春であったやつの、横浜でやった奴。そうそうそう。あれから会ってない
よ。
- CHARA:
- でもあれから1回なかった?
- 近田:
- なんだそれ?
- CHARA:
- 他局かな?
- 近田:
- 他局か?記憶がねえ、だんだん薄れていくタイプなんだ
よ!
- CHARA:
- はははははは!
- 近田:
- しかし、久々にあって、素直に思いました。ほんとにい
いおんなになったね?
- CHARA:
- あたし?
- 近田:
- お〜まじまじ!
- CHARA:
- どうかな?
- 近田:
- ほんと!俺さあ、普通さあ、オンナの人って、子供を産
むとお母さんっぽくなるけど
- CHARA:
- おかあさんっぽいよ!
- 近田:
- でもないよ!
- CHARA:
- テレビだから…
- 近田:
- いやいや!それで、子供を産んで、いいおんなっぽくな
るオンナはほんとにいい女!
- CHARA:
- あれえ?ダンナ!!
- 近田:
- 旦那がいい男よね!
- CHARA:
- そう!
- 近田:
- 旦那がいい男だと、オンナはいい女になるよね。
- CHARA:
- うちの旦那はいいよ!
- 近田:
- 旦那はどういう人?
- CHARA:
- うちの旦那はねえ、ピュアって言うか…そういう感じ
で…
- 近田:
- ピュアって
- CHARA:
- でも今日、喧嘩して来た。
- 近田:
- なんで喧嘩したの?
- CHARA:
- 家でね、ギター弾いてたの、ダーリンが!
- 近田:
- ダーリンが…
- CHARA:
- ほいで、
- 近田:
- ダーリンつ〜んだ?
- CHARA:
- 旦那とか、ダーリンとか、
- 近田:
- うん
- CHARA:
- 娘が寝てたから、昼寝してたから、ちょっとおっきい
んじゃないって?言って
- 近田:
- うんうんうんほいで?
- CHARA:
- それで、それで喧嘩になって。それだけ!
- 近田:
- 大喧嘩だったの?
- CHARA:
- いや!小喧嘩!
- 近田:
- で、そのまま、その余韻を残しつつここに来たんだ?
- CHARA:
- そうそう!
- 近田:
- そうなんだ!で、旦那はそのまんまその気分のまま家に
いるんだ?
- CHARA:
- たあぶんムラムラしたまま?ギター弾いてたりして
- 近田:
- よけいでかくしたりして…。聞いたよ!あのシングル。
- CHARA:
- Swallowtail?
- 近田:
- 音良かったよ!俺ね、カセットで聞いたんだよ。で、ほ
らカセットだからさあ
ホントはどういう音だかわかんないんだけど、でもカセットでも格好いい音だっ
た!
- CHARA:
- あたし、自分のレコーディングだと、結構ね、あの
お、打ち込みとかも多かったりするんだけど、今回は映画の?YenTownBandって言
う架空のバンド?映画の中で
- 近田:
- さっきちらっとビデオで見た!
- CHARA:
- それで、アルバム出すんですけれど、シングルもレ
コーディングを、映画の雰囲気を大事にしたから…結構生音!結構ロックな感
じ、で
- 近田:
- そうだね
- CHARA:
- ニューヨーク、っていうかニュージャージーなんです
けど、
- 近田:
- レニー・クラビッツなんかの
- CHARA:
- そうそう、そう。WaterFrontStudio。
- 近田:
- どんな感じ?
- CHARA:
- なんかねえ、普通さあ、レコーディングスタジオって
こう、ブースとかあったりしたらさあ、人が…待合い室とか別にあったりする
じゃない。ないのね!もうそのまま、レコーディングする大きな部屋にソファと
かあって、そこで居たりとか?
- 近田:
- じゃあ、し〜んとして待ってるんだ?
- CHARA:
- んん〜ん、平気で、まあ向こうからエンジニアのほう
が「ちょっとうるさい」って言ったら、ちょっとシリアスな所は言われるけれど
…、それもノイズとしてもうOKかな?みたいな…。そういう部分もあって…。
だってヘッドフォンとかで聞いてても、もう思いきり無線の音とか入ったりして
…
- 近田:
- そういう凄い所なの?
- CHARA:
- まあ、それも味に出るのかな?なんて
- 近田:
- まあ、その味の部分はカセットに残っていなかったけれ
どね。
- CHARA:
- でもきっと、なんかあるに違いない!!
- 近田:
- あるかもね。俺ね、2曲きいたんだけど、英語の方を聞
くと…、
- CHARA:
- ああ、Mama's Alright?あれは、今回は小林武史さんが
プロデュースなんですね。ま、あの曲は武史さんが書いて、私、英語は唄わない
んだけど、今回のYentownBandの関してだけは、映画の中で演じた上海人、上海生
まれの女の子なんですけど、結構、英語も喋ってて、まあそれも有りかな?っ
て。
- 近田:
- でも英語の歌って結構さあ、あれじゃない?ちゃんと外
人ぽいっていうか?
- CHARA:
- あ、でも〜、それも一応、だから
そういうスタッフの人に聞いてもらって、でもやっぱり、「日本人が唄っている
英語ってやつでいいよ」って私は思って。だってそれはやっぱり無理だし、で
も、大丈夫な所と無理なところがあったりしてもさあ…、ん?なんだ?何を言お
うとしてるんだ?そうネイティブな英語って無理だし
- 近田:
- そりゃそうだ!そりゃ無理だ!
- CHARA:
- だからその逆に、アジアっぽい発音が個性が出るね?
とか、可愛いね?とか?そういう風に外人の人から聞いて、って言う範囲だった
らいいんじゃない?みたいな、そういう感じです。今ねえ、自分のアルバムを随
分作ってなくて…、次はだから友達とか…、参加してもらったり、なんかデモ
テープに近いノリ?
- 近田:
- そりゃいつ頃になりそうなの?
- CHARA:
- う〜ん来年?
- 近田:
- 今や、それをこれから暇が出来たらやろうって思ってる
んだ?
- CHARA:
- うん、映画が公開されて、その後から?あの、一度に
全部、出来ないんですよ!あれとこれとって。
- 近田:
- ああ、そういう感じだよね。でも育児もあるでしょう?
- CHARA:
- そうそう!だから…
- 近田:
- 今日とか例えば、そう言うときは、喧嘩したご主人が家
でこうやって、よしよしとか、やってるんだ。
- CHARA:
- ん〜ん、ベビーシッターがやってます。
- 近田:
- あ、これは失礼しました。贅沢な生活してるんだね〜?
- CHARA:
- ん〜んわかんない!やってるかも…。「ママがね〜、
ギター弾くな、とか言ったんだよぉ…」とか、いってるかもしれませんけど。
- 近田:
- そうなんだ!そうですか?じゃあ、きっと菫(すみれ)
ちゃんと今に一緒に3人で音楽やるようになるかもしれませんね。
- CHARA:
- そうそう、それ言ってるの。ファミリー・ライブをや
ろうって。
- 近田:
- CHARA、そういうの似合いそうだもんね。
- CHARA:
- なんか楽しいだろうなあって、でも子供が厭がったら
知らないけど…。
- 近田:
- そう、そこだね!問題は…。
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