## TALK WITH COZY ##
全て、ギターウルフの前では無意味だ!!
ギターウルフが、ベースウルフが、ドラムウルフが、客の前で自分たちに酔いしれてい る限り、奴らは間違いなくカッコいい!! 普通の奴が吐けば間違いなくパロディにしかな らない台詞も、ギターウルフが自分に酔いしれて吐く限り、その言葉は意味を持つ。「惑星ブルース」「ミッドナイトの暴力ロケンロー」「ミサイルミー」「環7フィーバー」「カンフーラモーン」「オールナイトでぶっとばせ」。極めつけは「火星ベイビーギターレ ッツゴー」。こんな台詞を真顔で、しかも本気で歌える奴は、世界中を探してもギターウ ルフしかいない!!
そのギターウルフは、“TK MUSIC CLAMP”の収録が終わると、ヤンキーどもをぶっとば すためにアメリカツアーに出る。
ドラムウルフに「どんなミュージシャンが好きなの?」と訊ねた。
ドラムウルフは言う。
「ミュージシャンっつうよりも、幕末の志士が好きなんスよ。なんか気合い入ってて。ライヴも俺ら、ライヴやりに行くっつうよりも、打ち入りに行くって いうほうが合ってる気がして。要は勝つか負けるかなんスよねぇ、客にも自分たちにも」こんなカッコいい男が3人も集まってバンドやってること自体がグレイトだ!いつまでも変化のない日本の音楽シーンを、根底から覆えすよな熱い魂を感じてくれ!!
パッションさえあればいい。演奏なんかクソでも。そう、全てギターウルフの前では無意味だ!!