CLAMP TALK : KOO (trf)

TK in Talking with KOO.
- tk:
- やっぱりtrfの音楽担当というかね、なんで。ユウキのディレクション全部や
ってもらったりとかもしてるし。あと、やっぱ音周りね、一応、全部関わ
ってもらってるんで。やっぱ話す機会、自然と多いんですけどね。
- KOO:
- はい。
- tk:
- やっぱりなんていうのかな?ある種、まとめ役として今年のまあ、個人なん
だけどコウちゃんは。でもtrf見て、どんな感じになってきました?やっぱり
5人のね、結び付きっていうか結束感みたいのは俺、今年ね、急激に上がった
ような気がすごくしてるのね。
- KOO:
- ええ。
- tk:
- それは何が?誰が何かしたりとか、僕、敢えてそういうこと指示したりと
かっていうことじゃなくて、自然に感じてるだけなんですけど。なんか変化っ
てあったんですかね?
- KOO:
- そうですね。やっぱり立ち上げの時からtrfっていうのは、もう小室さんのプ
ロデュースということで、ほとんど100%といっていいぐらいの小室さんマター
で。その指示を得て、自分たちが作ってくということがあったんですけども。
それでやっぱりツアーを1回、2回、3回、と繰り返してるうちに、小室さん、
だんだんいらっしゃらなくなってきましてよね。あと、ツアーもそうですし、
それからレコーディングも。そういった段階で、それぞれのやることっていう
のが、自分の役目っていうのがだんだん持ててきて。それが今度は一人一人の
役目を、お互いそれをまた認めあって、ウマい具合に流れてきてる結果かなと
は思うんですけど、すごく。
- tk:
- まああの、元々みんな、ある種プロっていう部分を持って集まってくれた人た
ちなんだけども、まあ、それからさらにtrfとしてのプロっていう部分をね、
なんかみんなわかってきてくれてるよね。素晴しくね、やっぱりこのあいだの
東京ドームがとりあえずは集大成だと思うんだけども、素晴しいプロフェッシ
ョナル感ていうのを感じたのね、そこらへんは。
- KOO:
- そうですか。
- tk:
- で、まあ、いろんなことがあって、trfにとっても。まあ、やっぱりすごく世
の中に知らない人がだんだん減ってきたっていうか。
- KOO:
- そうですね。
- tk:
- trfっていうのは、ほとんど知られるようになってきて、ある種、一時代のな
んか、音楽の一つの形として存在するようになってきちゃったから、まあ、い
ろんなことも言われるようにもなってきちゃったし。僕もそれはもう、敏感に
感じてて。「果たしてtrfは、古くなってるのか、新しいのか、飽きちゃって
るのか、それともまだぜんぜん新鮮なのか」とか、いろんなこと考えるように
なっちゃって。この一年は大変だったと思うのね。僕もそれは同じだったんだ
けども。でも、やっぱりことあるごとに、僕の場合は音作ったりとか、trfの
ために作ったりっていうことに、やっぱり他にやってる人いないなぁっていう
のが、やっぱり最終的な結論で。日本でやっぱり、どう考えても他に同じよう
なことをやってる、特にまあ、5人のキャラクター考えてもそうなんだけど、
これ、まったく同じぐらいのレベルで、同じ考え方で、同じような歴史を持っ
て、で、今日の時点で一緒になんか争えるようなクォリティのものってないな
っていうとこに最終的にいきついて。で、「よしっ!」って感じで、なんかリ
リースしたりとか、あとはそういうね、まあパフォーマンスをやってもらった
りとかするんだけども。とくに今年、まあ、このあいだの東京ドームとか見て
それはもちろん、あれはもう、もっとわかりやすいけどね。
- KOO:
- そうですね。
- tk:
- 他にも誰もいないとかも思うけど。でも、すごく感じましたね、そのへんはは
ね。
- KOO:
- そうですね。今年はだから、特にあの、3年…2年半ぐらいまではやっぱり、そ
の需要っていうのがすごいtrf多かったんで、みんなも今やってることがもう
、すぐ結果になって、すぐ次のことをやりだしてきたんで、すごい月並な言葉
だけど、アッという間だとは思うんですけども。今年は一つ一つ、それぞれこ
だわってたと思うんですよね。で、まあ、そうやってだんだんtrfっていうの
が知れてきて、いろんな客観的な、例えばスキャンダラスな部分であるとか、
まあ、「解散」とかもありましたけど、そういう逆境にメンバーすごい強いで
すね、すごく。
- tk:
- ああ、なるほどね。
- KOO:
- なんかトラブルとか。それをみんなで結果を、トラブルとかそういう逆境に対
して、しっかりとこだわって結果を出してきたんで、このあいだの東京ドーム
みたいなことが実現できるようになったかなと思ってるんですけどね。
- tk:
- そうかもしれないね。あの、やっぱりそこらへんは、最初の人選ていう
か、そういうのもすごい合ってたんだなって、改めて思っちゃうよね。いい人たちが集まってくれたんだなと思うよね。
- KOO:
- でも、僕はなんか、いつも小室さんから言われることとか、やってることとか
を伺ってですね、先を、結果を見て小室さんが言ってるのか、それか「これ、
こうやって投げたらどうなるのかな?」っていうレベルのところで、なんか
言ってらっしゃるのかって、いつも考えるんですけどね、それは。
- KOO:
- そうですね。
- tk:
- やっぱり、それがマジョリティみたいなね、感じで若い子たちにあるから。そ
れの上をいかなきゃいけないっていうとこあるよね。
- KOO:
- そういった意味では、日本の今の若い人っていったら変ですけども、そういう
の意識しないですぐ言葉に出来る人たちの感性の上をいかなきゃいけないって
ことですよね。
- tk:
- そうだね 。パッと見て、「やだー」いか「ああ、いいよ」「カッコいいよ」
っていう「?」って考える瞬間にもうフッと入んなきゃいけないっていうかね。
- KOO:
- そうですよ。
- tk:
- それは難しいよね。
- KOO:
- でも、数年前はなんかそれがUKマターであったり、そこのUKのことをしっか
り理解してれば、その判断はできたんですけど。なんか、ちょうどtrfは出始め
た頃から、そういうサイクルが速くなったような感じはします。
- tk:
- もう、何ウェイ。ワンウェイじゃないんだよね。っていう感じだからね。これ
はもう、頭使いますよね。本当に大変なんですけど。まあでも、やっぱり、こ
こまでやってよかったなって思うよね。それは正直ね。「これ、一年限定なん
で」とかっていうことでやってたら、ここまで形にならなかったからね。
ちょっと、来年も頑張んなきゃいけないかなと。
- KOO:
- それはちろんです。
- tk:
- そういう感じです。じゃあですね、一応、あと女性ダンサーチームにいきたい
と思うんですが。あとで。
- KOO:
- あの、先ほどなんかあの、エッちゃんがなんか、「小室さん、話してくれるか
な?」とかっていってましたけど。やる気満々みたいでしたよ。
- tk:
- ああ、よかったです、それなら。じゃあ、「お待ちしてる」といっといてくだ
さい。
- KOO:
- 伝えときます。
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