チューニングを上手くなろう
ギターを好きになり、一台一台の癖をつかみましょう


『全部だきしめて』を弾き語れるようになろう!

2回目は,【前奏をマスターしちゃおう!】です.
前回の楽譜見ました? #(シャープ)が4つもついてて,F#m7とかG#mとか難しそうなコードが並んでいましたね.でも心配なく.今まで覚えたコードでも弾けるんです.ここで登場するのが,カポタストです

カポタストは移調(キーを変える)のためのギター独特の器具で,難しい押さえ方をやさしい押さえ方に直す働きもしてくれます.大変便利な物なので,この際です,1つGETしちゃいましょう.

・カポタストの使い方

難しい押さえ方が出てきたとき,声とギターの高さが合わないとき,カポタストを使うとすぐに解決します.「全部だきしめて」の前奏を見てみましょう.

 

この進行の2回繰り返しなんですが,コードを見るとちょっとギョッとしますね.しかしここでカポタストを4フレットにつけると,F#7もD7と同じ押さえ方で弾けるようになるのです.

【F#7】 【D7】
 


◯ここで便利な図を紹介しておきます.
これは例えば,4フレットにカポタストをつけた場合,左回りに目盛りを4っつ動かしたコードを押さえればよいということを表しています.
※G#mだとかF#m7などは大文字のところだけを考え,あとでm,m7などを付ければよいのです.

そうすると楽譜上のG#mは,G#のところから4っつ左回りに動き(Eのところ),mをつけるのでEmとなります.このように上の図をもとに考えてゆくと「全部だきしめて」は,

 

いうふうになり,なんと,今までやったコードで弾けてしまうんですね!! さぁ,これらのコードをおさらいしつつ,前奏にチャレンジしてみましょう!



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