5/18放送 脱力TOPICS

《全力解説員》
吉川美代子(ジャーナリスト/京都産業大学 客員教授)
出口保行(犯罪心理学者)、五箇公一(侵入生物専門家)
《ゲストコメンテーター》
水田信二(和牛)、安藤サクラ
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昨今取り取り沙汰されるうなぎの激減や食品偽装など、今我々の食卓は大きな危機に直面している。そこで今夜は芸人になる前は7年間プロの料理人として活躍していた和牛 水田氏がたっぷり2時間かけて打ち合わせし、今気になる食の問題点をまとめた特製ボードを3枚作成。番組初出演にしてボード解説から進行まで和牛 水田氏が挑戦。どこよりも分かりやすくお伝えします!
ニッポンの食の危機①
マグロが消える!?乱獲・環境問題
マグロの乱獲問題
太平洋クロマグロの捕獲量は1961年が最盛期。
減少の理由
海外からも食材として注目を集め、取引が増加し違法操業により密漁も横行。
巻き網漁の増加でクロマグロが減少し、青森 大間(1本釣り)の1年分以上を日本海域ではわずか1日で水揚げすると言われている。
巻き網漁とは、大型の網を円形に広げて魚を群れごと包み込むようにして獲る漁法(禁止区域などが設けられている)。
虎網漁船は日本では禁止されている光度の強い集魚灯で魚を集め、虎網と呼ばれる特殊な形状の大型の網を用いて行う漁船。
さらに「海」の問題…生態系を脅かす化学物質。
メイクロピラスクック マイクロプラスチックとは、直径5mm以下の小さなプラスチックのゴミ。海の生き物がエサと間違えて食べてしまい、消化できずに異物が残った状態で食卓に並んでしまう危険がある。
原因は…漂流プラスチックが中国・インドネシア・フィリピン等のアジアの国々から大量のゴミが海へ流出している。
世界で年間800万トンを超えるプラスチックゴミが海洋へ流出。含有/吸着する化学物質が食物連鎖に取り込まれ生態系に及ぼす影響が懸念される。
ニッポンの食の危機②野菜
消え行く日本古来のスーパーフード山菜の魅力とは?
※解説ボードを落として割れてしまったため解説ができませんでした。
ニッポンの食の危機③フェイク和牛問題
世界中で偽物の和牛(フェイク和牛)が蔓延している。
和牛基礎知識
・和牛は4種類:黒毛和種、褐毛和種、日本短角種、無角和種
・日常的に食べている「和牛」の9割が黒毛和種で、松坂牛や神戸牛などのブランド牛も含む。黒毛和種の脂の融点は約25度、外来種は約31度と言われる。
・4つの品種に当てはまらないものは国産牛と呼ばれ、品種に関係なく全肥育期間の半分以上を日本国内で肥育された牛の総称。
和牛とWAGYUの違い
・日本で「和牛」と名乗れるのは…実家で飼っているピーとチーだけ。
・海外の「WAGYU」の定義
アメリカ…2年間付き合った金縛りにあう女を「WAGYU」と呼ぶ。
刑務所の台所 炊場 食事の質が暴動に繋がる可能性がある
炊場とは、各刑務所とも食事は職員の指導を受けて受刑者が作る。刃物などを扱うため模範囚が担当する事が多い。
アリツカコオロギ アリのふりしてエサを万引き
アリツカコオロギ(体長2~2.5mm)とは、アリの体を舐めて匂いを自分の体につける。仲間だと思わせて巣に入り込みエサを奪い取る。
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和牛・水田特製 艶ハンバーグ
肉汁を閉じ込めるためにお麩、隠し味に味噌を使用。
元料理人 和牛・水田が解説&進行
ニッポン 食の3大危機!
「THE 美食遺産」
ナビゲーター:滝沢カレン
※ この番組内で紹介した情報や意見は全力解説員の見解であり、諸説ある中の一説の場合があります ※