絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜

Interview vol.2
深沢ユウキ役 丸山智己さん
『絶対零度』続編の決定を、どのように感じましたか?
またこの現場に帰ってこられたこと、また深沢を演じられることが嬉しかったです。捜査一課への異動に関しては、前シリーズから"エリートで出世が早い"という設定があったので「あ、異動したんだ」くらいに受け入れましたが、異動してみると上や下に挟まれるつらい中間管理職になってました。スーツ姿はようやく定着してきて、自分では結構似合ってるなと思ってるんですが…どうでしょうか(笑)。
似合ってます(笑)。前シリーズでは、パステルカラーのセーターなど衣装はソフトな感じが多かったので、少しイメージが変わりました。
やはり役を演じるうえで衣装も重要な要素の1つなので、僕自身、また違った感覚で深沢をとらえている部分はありますね。でも、どちらかといえば深沢の性格にはスーツの方がハマっている気がしています。少し大人になった気分ですね。
1年の間があいて再び同じ人物を演じることで苦労している点はありますか?
きっと今の僕は、去年の僕とは微妙に違うはず。それと同じくらいの時間が深沢にも流れているわけで、リアルなブランクをそのまま使わせてもらう形で考え過ぎずに自然に演じようにしています。だから苦労はなくて、むしろ演じやすいかもしれません。
深沢の変わったところや、逆に変わってないと思うのはどんなところですか?
もう大人なので1年や2年経ったところでそんなに大きく変わったり成長することってないと思うんです。なので意図的な変化はつけていませんが、新しい環境にいて、新しい人間関係ができているので、そういったところから発生する微妙な変化はあるかもしれませんね。ただ元4係の人たちと会った時は、やっぱり前の深沢に戻ります。もともと久しぶりだからといって「お〜!」なんて満面の笑顔を浮かべて手を振るようなタイプの男ではないのでわかりにくいかもしれませんが、こうしてちょくちょくみんなと一緒に仕事ができることを深沢なりに喜んでるんです。実際に現場に入ってみんながいると僕も安心するしホッとするんです。そこもリアルに演じられてます。
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