絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜

Interview vol.2
白石晋太郎役 中原丈雄さん
白石は潜入捜査でずいぶんいろんな格好をされてますね。
そうですね(笑)。白石も頑張って捜査してるなと思ったり、自分もチームの一員なんだと改めて感じることができて素直に嬉しいです。やはり格好がいろいろ変わるので印象に残るらしく、いつもより周りの人からも「見てるよ」と声をかけられます。役者としても嬉しい限りですね。
1話につき2回くらいは変装しますよね。
僕は役を演じるうえで衣装をわりと大事にしている方で、前シリーズから白石の普段着はあえて少しくたびれた感じのするものを選んでいたんです。今回もそこは変わりませんが、なにせ衣装チェンジが多くて。シーンごとに「今回はこれです」と、次から次へといろんな衣装が出てくるので少しドキドキしてます。見ている方にも受け入れてもらえていればいいのですが(笑)。
前シリーズから1年経って、白石を再び演じてみていかがですか?
白石が人間として熟成しているように感じます。一方で、動きが多いぶん前シリーズより多少若返っている感じもあります。前シリーズで白石の基盤は作っているので入り込みやすかった部分はありますが、逆に時間が経過しているのに、前のまま演じてもおもしろくない。部署が変わり、瀧河など仲間も変わり、新しい現場になっているわけだから、またその中で一生懸命にやっている感じを出せればいいなと思っています。
白石と磯村の新しいコンビもおもしろいです。
なんだかいろいろ言われるんですよ。白石も負けじとツッコミ返してますけど(笑)。前回の師匠(竹林匠)との年齢差を感じさせないゆったりとした絡みも好きだったんですが、今回もまたおもしろいコンビネーションを出していければいいなと思っています。
捜査対象が"未解決事件"から"現在進行形"に変わったせいか、展開や映像のスピードが速くなっているように感じます。演じられて変化は感じますか?
確かに映像はスピーディーですが、それは監督のセンスや編集技術で、現場は意外と普通のスピードで流れているように思います。逆に前作は、セリフなど「もっと速く」と常にテンポアップを求められていて、演じるうえでは苦労しましたから(笑)。そういう意味では、今回は完全に芝居に打ち込める環境にあります。
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