絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜

Interview vol.2
倉田工役 杉本哲太さん
『絶対零度』続編の決定を、どのように感じましたか?
最初に聞いた時は、再びあの世界観の中へ戻れるんだと嬉しく思いました。その後に扱う事件が"未解決"から"現在進行形"になると聞き、あの世界観を生かしつつ今度はどんな形で作品が描かれるのかを楽しみにしていたんです。そして今回の倉田が分析班になったことは、一番驚いたのは僕だと思います(笑)。
分析班になってみて、いかがですか?
やはり最初は「おじゃまします」という感じでした。4係を離れ、新たな職場で、新たな部下たちと、また新しい人間関係を築いていくというのが、今回の僕に与えられた仕事の1つだなと思ってます。
倉田の異動が一番大きな異動だったように思います。
そうですね。スペシャルの最初に倉田が長嶋室長へ「近々、大きな人事異動があるらしいですね」なんて言ってたんですが、まさか自分のこととは夢にも思わず(笑)。あの時すでに室長がこの異動を知っていたら「お前のことだよ」と心の中で突っ込んでいたことでしょう(笑)。
前作から1年が経っていますが、撮影前に準備されたことはありますか?
事前に準備したことはありませんが、新しい部署に行くわけですから気持ちも新たにしっかりやらなくちゃいけないなと気合いが入りました。分析班には、係長として倉田がいて、大森がいて、竹林がいる。この3人のトライアングルを、チームとしてよりおもしろく、かつ緊張感のあるいいバランスで見せられたらいいですよね。そういう関係をこれから作り上げていこうと思います。
4係の時は倉田が捜査員たちの指揮をしていたイメージですが、今回は?
分析班でも係長なのでポジション的にはあまり変わらないんですが、なにせ倉田はあまり機械回りが得意じゃないんですよ。竹林のセリフにもあるように「言ってることは立派なんだけど…」ってことになってますね。技術はもう仕方がないので、逆にそれを生かして少し倉田のおちゃめさを出せたらいいかなと思うようにしてます(笑)。
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