泉は白石が殺される前のイーリンと知り合いだった青年・山本基喜(柳下大)の元を訪ねるのを尾行したりと、勝手に捜査に参加していく。やがて、坂東が昔、臓器売買にかかわっていた可能性と、その坂東と厚生労働大臣の三原敦夫(山崎一)とつながっていること、さらに野沢の娘(高畑充希)が14年前に坂東の病院で出産していることがわかった。泉は高峰のサポートとして、野沢の娘が白血病で入院している病院へ向かう。母親の秀子(藤吉久美子)を聴取するが、臓器売買のことも夫が殺されたことも何も心当たりがないの一点張りだ。同じ頃、塚本と倉田は坂東の病院で看護師兼経理も担う畑山昭子(堀内敬子)を聴取していたが有力な情報を得ることはできなかった。
捜査に参加したいあまり気持ちを失いそうになっていた泉は、長嶋や塚本の指摘を受けて改めて捜査資料を見直す。そんな中、科捜研からイーリンと野沢の所持品からタツノオトシゴのカスが検出されたと報告があった。また三原を訪ねていた長嶋と深沢は、少年だった基喜が病院に忍び込み、イーリンの写真が同封された封筒を奪って逃げたことを聞く。
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