絶対零度〜未解決事件特命捜査〜

story case5
第九話 2010.6.8 tue. on air
不審な男(飯田基祐)の後をつけたまま連絡が途絶えた桜木泉(上戸彩)。死亡した小栗太一(滝藤賢一)の残したヒント「ロケット」の意味もわからず、苛立ちを募らせる4係。そんな中、4係に泉を誘拐したと電話が入った。男は自ら杉並事件の犯人を名乗り、泉を釈放する代わりに翌日の警視庁定例会見で杉並事件捜査終了の撤回を要求してきた。同じ頃、とある地下室に監禁されていた泉が目を覚ましていた。
警察上層部は捜査終了撤回を受け入れず、4係は泉を捜索するため、杉並事件の被害者・本谷翔子(志保)の両親に話を聞くが、父親で議員の拓郎(中根徹)は泉が電話で言い残した住所に微妙に反応するも何も話してくれない。科捜研の分析で、泉が向かった公園がわかり、そこにロケットのオブジェがあることが判明した。公園に向かった深沢ユウキ(丸山智己)白石晋太郎(中原丈雄)は泉が落としたペンを発見する。一方、懸命に脱出を図ろうとしていた泉だが男に気付かれてしまう。それでも必ず助けに来ると言う泉に、男は被害者や家族との接点がないから警察が自分にたどりつくのは不可能だと言い切る。小栗と共に誘拐事件にたずさわったとみられる元暴力団員だった畑田隆二(斉藤陽一郎)を取調べていた塚本圭吾(宮迫博之)は、翔子が週1回ある女性の家を訪ねようとしていたことを聞く。携帯に残っていた夕陽の写真は、その途中で撮っていたものだった。長嶋秀夫(北大路欣也)高峰涼子(山口紗弥加)は再び拓郎に事情を聞く。2人の必死な姿に拓郎は、妻には内緒にするという条件で、翔子が訪ねようとしていたのは愛人宅であることを告げる。しかし、愛人の線を調べても事件との関連はまったくつかめないまま定例会見の時間は近づいていた。
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