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4th WEEK
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金木犀の香りが秋の訪れを知らせる。
テラスハウスでの生活もひと月を過ぎていた。

作家志望の桃子は、現役美大生・翔太を誘い、原宿のアート展へ。
プロサーファーの正人は、モデル・聖南を自分のサーフィン撮影現場へと誘う。
そしてテラスハウスでは、哲也とともに食器を洗っていたAKB48・北原が、
オリオン座流星群が見たいと言い出す。
二人は屋上で、ひとつの毛布にくるまって夜空の星を眺める。

何事もないように見えたシェアハウス生活だったが
『わかり合える人がまわりにいない・・・なぜなら両親を亡くしているから・・・』
OAで明かされた桃子の告白により、事態は一変する。

桃子は、自分の夢を誰よりも応援してくれた両親を立て続けに亡くし、
将来へ不安を抱いていることを涙ながらに打ち明ける。

哲也もちいさい時に母親がいなくなったこと、
聖南も父親が事業に失敗して、大学を中退、
モデルの夢も一度は諦めたことを打ち明ける。
二人も桃子と同じく、将来への不安と焦りを赤裸々に語るのだった。

哲也の消防士試験の合否発表の日がやってきた。
メンバー全員が見守る中、哲也は合格通知の封を開けた。