2008年5月29日(木) 02:38~03:38 放送(2008年5月28日(水) 26:38~27:38 放送)
化粧をする
日本における“セクシュアル・マイノリティ”の数はおよそ500万人とも言われています。セクシャルマイノリティのひとつである「性同一性障害」は徐々に社会的に認知されつつあるが、世の中には単純に典型的な「男」「女」の枠にはまらない性もあるのです。
その一つが「トランスジェンダー」。何らかの性別違和を抱いているが、必ずしもそれが男女に当てはまるとは限らない。また、時には性が揺らぐこともある。
失恋後、海を見る
一般の人から見れば「都合のいい時だけ、男と女を使い分けているのではないか?」と思うことだろう。事実、症状を抱える人々は、そんな偏見の中、“自分らしく生きる”ことに悩み苦しんでいる。さらに“自分も実際、男か女かわからない”と・・・。
本企画は、長年自分を女性と認識してきた後藤さん(27)が、自分の性別の変化に戸惑いながらも、様々な出会いを通して成長する過程を密着したドキュメンタリー。
後藤さんは戸籍上男性だが、自分を「女性」だと自覚するトランスジェンダー。
そのため、様々な偏見にさらされ、一度はホームレスにまで落ち込んだ人物。
色々な壁にぶつかりながらも、自分らしい生き方を模索していきます。
ネット難民時代
典型的な性の枠組みに入らない「トランスジェンダー」の実態。
社会的現実、本人が抱える苦労・・・
一人の若者の生活に密着にし、「性とは何か?」を問いかけるドキュメンタリーです。