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質疑応答

その暮らしぶりを見ている内に、懐かしさが込上げてきて、それと同時に我々日本人と言い切ってしまって良いものなのか、それは全部ではなくても、我々が発展してきた中で何かを何処かに置いてきてしまったもの、大切なものを思い出させてもらいました。それが何かといえば人と人との確かな結びつき。一日中渇き切った砂漠を走り続けて、彼らに出会ったとき、彼らに触れ合ったとき、そして彼らの優しさと温もりに支えながら3,000kmの旅を終えたとき、言葉にしてしまうとすごくチープですが、彼らがオアシスそのものだと感じました。そんなところをご覧になるみなさんが感じられればと思っています。

Q:吉岡さんはどんな方ですか?
島崎敏樹(ディレクター):物事に対して紳士な人で、最初に会ったのは今年の1月だったと思います。出演の依頼でお会いしました。22年間続いた「北の国から」も終わって、結婚もされて、ある意味人生の十字路に立っているような気がしましたので「是非、一緒にシルクロードを旅してもらいたい」と話したとき、非常に、正直に「映画やドラマではない、役柄ではないことをやったことがない」と、「素の自分をさらけ出すのは少し怖いので時間をください」と目をしっかり見つめて言ってくれました。そこにいる人であれ、自然であれ、全身で何かを感じようとする態度はすごく素敵だと思いました。

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