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Q.アクションシーンの撮影後、右手が大きく腫れていたのを見ましたが…。

井上に馬乗りになっていた赤城が、殴り下ろした手を避けられて床に打ち付けたシーンでそうなりました。これも先ほど言ったことに繋がるのですが、僕は"当てないつもりでいって、当たらないのが前提で逃げる芝居"をするのはイヤで、やるなら"当てるつもりでいって、当たらないように必死で逃げる"がやりたかった。岡田さんも同じ考え方で、お互い本気でぶつかりました。もちろん殴る気はなかったけど、あんなのが当たったらヤバイと思わせるだけのものは出したかった。勢いあるまま下のコンクリートの床に振り下ろしたので、3度目で切れて腫れちゃったんですね。
みなさん心配してくれましたが、僕の場合は常にどこかケガしている状態なので、その時も特に気にはならなかったです(笑)。その後に、顔面をひざで蹴られるシーンがあって、実際に当たってるんですけど、それも平気でしたから。自分で言うのもなんですが、僕は"顔面を安全に蹴られる技術を習得した唯一の俳優"なんですよ(笑)。冗談ではなくて、ちゃんと研究したマル秘テクニックを持ってるんです。
顔面に本当に当てるなんて映画では通常危険だから禁じ手ですが、僕にとっては危険ではないことなんです。それを岡田さんにも伝えて、見てる人により感情移入してもらうためあえて当ててもらいました。そういうの、嫌いじゃないんですね(笑)。

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