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Q."アクションバカ"というのは?

9歳で「ドラゴン怒りの鉄拳」を見て以来、ブルース・リーやジャッキー・チェンに憧れてアクション俳優を目指して体を鍛え続け、中学生からは自主制作でアクション映画を作っていました。サラリーマンとして働きながらも映画制作とトレーニングは続けていましたが、映画買付の仕事をしていたある日、チャウ・シンチー(「少林サッカー」で監督、主演を務めた香港の人気俳優)に「日本には素晴らしい武術があるのに、なぜそれを生かした映画がないのか。無いならお前がやればいいじゃないか」と言われて、「そうだ、オレがやるしかない!」と思ってしまったんですね。
それで会社に「僕はドラゴンへの道を歩きます!!」と辞表を出して(笑)、現在は俳優のほかにも映画バイヤーやプロデューサー、アクション指導をしています。香港やタイ、ハリウッドにも素晴らしいアクション映画はありますが、僕が目指しているのはそれを真似るのではなく、新しいオリジナルを発信すること。そのポイントは「一撃必殺」。
よくアクション映画で「本当に(技が俳優に)当たってるんじゃない?」なんて言う人が多いけど、僕の中には「当てない」という発想は最初から無い。基本は当てて、それでも平気な体と精神を作っておくことが大前提。武道家が技をくらっても大丈夫なのと一緒で、体と精神さえきちんとできていれば当てても危険はないんです。実際、僕は蹴られても大丈夫な体ですから(笑)。

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